「酸っぱいけど爽やかな香りが堪らない」といえば黄色の色合いが魅力なレモンですよね。

ソースやドレッシング、お菓子の材料等多くの料理で親しまれている食材です。

でも一口にレモンといっても多くの品種がある事をご存知でしょうか。

レモンには「チャイナリトルレモン」という品種もあります。

今回は馴染みの無い方も多いチャイナリトルレモンについてご紹介致します。

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チャイナリトルレモンとは?


チャイナリトルレモンは中国が原産のレモンです。

果実の大きさが20~30g程と小ぶりなサイズで観賞用としても人気が高い品種です。

チャイナリトルレモンはミカンと金柑の交雑種となっており、年中結実出来る事から四季柑橘とも呼ばれています。

レモンの品種の中ではリスボンレモンが耐寒性に強い品種となっていますが、チャイナリトル檸檬も耐寒性に優れ、病害虫に強いという性質を持っています。

主に東南アジア一帯で栽培が行われており、正式名称は「カラマンシー」です。

チャイナリトルレモンの味の特徴は?


チャイナリトルレモンは小ぶりなサイズとなっていますが、酸味と香りが強い品種となっています。

リスボンレモンよりも酸味がマイルドとなっている事でレモンの酸味が苦手な方におすすめな品種です。

リスボンレモンと比較するとコクを楽しめる品種として人気が高い品種ともなっています。

チャイナリトルレモンのおすすめの食べ方は?

教師
チャイナリトルレモンは小ぶりとなっている事でそのままかぶり付いて食べる事も出来ます。

紅茶のトッピングやドレッシングの材料としてもピッタリな品種です。

チャイナリトルレモンの収穫時期と主な産地は?

ポイント
チャイナリトルレモンは主に東南アジアで栽培されており、日本においては関東南部や九州といった西日本エリアで栽培が行われております。

通年を通して結実する品種となっていますが、11月~5月頃が収穫時期となっています。

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家庭栽培について


チャイナリトルレモンは芳醇な香りと酸味を楽しめる品種となっていますが、小ぶりなサイズとなっている事で観賞用としても重宝されています。

日本国内においても西日本エリアと比較的暖かい場所で栽培が盛んとなっていますが、耐寒性に強い性質もあり、関東北部や東北エリアでも家庭菜園として高い人気があります。

家庭菜園で植え付ける場合は3~6月頃が適しています。

庭植えは勿論、鉢植えでもしっかりと結実する事が出来ます。

レモンと言えば疲労回復に絶大な効果が期待出来るクエン酸がたっぷりと含まれています。

チャイナリトルレモンは小ぶりながらたっぷりのクエン酸が含まれており、含有量はシークワーサーの6倍ともなっています。

あとがき

小ぶりで可愛らしいサイズが観賞用としても人気が高いチャイナリトルレモン。

豊かな香りと酸味が凝縮され、観るだけでなく美味しく味わう事も出来ます。

通年を通して結実出来るので、家庭菜園を趣味とされている方は是非栽培し、観て楽しみ食べて美味しさを実感されてみては如何でしょうか。

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