実りの秋は美味しい物だらけですよね。

多くの果物が味わう事が出来ますが柿も美味しい時期となります。

甘さが凝縮された果肉は柿好きには堪りませんよね。

そんな柿には多くの品種がありますが「蓮台寺柿」という品種があるのをご存知でしょうか。

蓮台寺柿という品種についてご紹介致します。

蓮台寺柿とは?


蓮台寺柿は江戸時代初期から三重県伊勢市勢田町周辺で栽培されてきた品種です。

多くの柿は旨味や外観、栽培のし易さといった面にて品種改良が行われている物がほとんどですが、蓮台寺柿は品種改良が行われず原種に近い状態で栽培されている渋柿です。

蓮台寺柿は病気や害虫に対して弱い性質や樹木の高齢化によって保存活動が行われ、1958年には伊勢市の天然記念物として指定されている品種です。

「蓮台寺柿」の名前の由来は伊勢市にかつてあった「蓮台寺」というお寺から名付けられています。

1869年に蓮台寺は廃寺されていますが、蓮台寺周辺で栽培されていた品種という事で「蓮台寺柿」と呼ばれています。

蓮台寺柿の味の特徴は?糖度はどれぐらいなの?


蓮台寺柿は四角張っており、ふっくらとした形となっています。

外皮は鮮やかな橙色で果肉も橙色の美しい色合いとなっています。

蓮台寺柿は不完全甘柿となっている事で、自然に完熟するか渋抜きを行う事で生食でも美味しく味わえます。

果肉はびっしりとしており、ジューシーな果肉は甘味がありながらもスッキリとした味わいを楽しめます。

果肉がびっしりと詰まっていながらも柔らかい事でかぶり付くと果肉からみずみずしい果汁が溢れてきます。

干し柿として食べられる事も多い蓮台寺柿ですが、大きいサイズとなっており、丸ごと干し柿にされる事もありますが、カットして干される事もあります。

このカットされた状態の干し柿は「ひなたやけ」と呼ばれています。

蓮台寺柿の旬(食べごろ)と主に生産している県は?

ポイント
蓮台寺柿は三重県だけのオリジナル品種となっており、三重県内で栽培が行われています。

伊勢市を始め、藤里町、前山町、宇治浦田町といったエリアで栽培が行われています。

三重県内で栽培が行われ、県内で消費されている品種となっている事で、県外への流通がほとんどない品種です。

そんな蓮台寺柿は10月上旬~下旬が収獲時期となっており、10月が美味しい旬の時期となっています。

蓮台寺柿の価格は?

教師
三重県内でしかほとんど流通されていない蓮台寺柿ですが、ネット通販で購入も可能となっており、全国各地の方がその味を堪能する事が出来ます。

ネット通販で購入すると約8個入りで1980円程となっています。

1個あたりが250円程とややお高めな価格となっています。

しかしボリューミーで甘味があり、ジューシーさを楽しめる蓮台寺柿は多くの方から人気が高い品種ともなっています。

渋柿の渋抜きは主にアルコールが使用される事が多くありますが、蓮台寺柿の渋抜きには炭酸ガスが使用される事が多い傾向にあります。

貯蔵庫内に炭酸ガスを充満させ、24時間蓮台寺柿を入れて置くと、甘味が凝縮され美味しい味わいに変身します。

あとがき

三重県内でしか栽培されていない蓮台寺柿。

350年以上の歴史ある柿は魅力が満載ともなっており、近年はネット通販でも人気となっています。

甘味が凝縮されジューシーな果肉がたっぷりと詰まった蓮台寺柿を多くの方に味わって頂きたいですね。

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