多くの人を魅了させてくれる食べ物、それはフルーツです。
甘さの中にも酸味がある事で、スッキリとした味わいが世界中の方々から愛されています。
そんなフルーツの中でも魅惑の美しさとなっている「いちご」は甘酸っぱさがお菓子の材料としても人気があり、クリスマスには欠かせない存在です。
そんないちごにも多くの品種がありますが「雷峰」という品種もあるのです。
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雷峰と言う品種について
雷峰は栃木県の市川氏によって開発された品種で、交配には「女峰」と「円峰」が使用されています。
そんな雷峰は育成に時期を問わない四季成りの品種となっており、年中収穫が可能となっています。
そんな四季を問わず栽培や収穫が可能となっている事で、大きな魅力がある品種となっています。
それはお菓子屋を始め、いちごのジャムやペーストを使用する加工品会社から利用される日種となっています。
いちごには数多くの品種がありますが、この多くの集荷時期や旬は12月~5月頃となっているので、夏~秋にかけていちごの流通量が激減してしまいます。
いちごの流通量が激減する事で、いちごを使用する加工品会社は製造や加工が行えなくなってしまいます。
しかし通年で栽培や収穫が可能となっている雷峰が流通される事で、夏~秋であっても国産いちごを流通させる事が可能となっているのです。
ですがこの雷峰は栽培が難しい品種なのです。
雷峰を栽培しているのは、市川氏が主宰している「雷峰研究会」の会員となっており、栃木県のグループと北海道内でたった4人だけが栽培を行っているのです。
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雷峰といういちごの特徴は?
雷峰の大きな特徴は酸味の強さで、ほのかな甘みもあるのですが、甘みよりも酸味が強く感じられる事が特徴となっています。
その為、生食で食べると「酸っぱい」と感じてしまう方が多い品種です。
しかしこの酸味が非常に重要なのです。
ケーキやデザートでは砂糖が使用されているので、「あまおう」や「とちおとめ」といった品種では糖度が高い事で、甘いクリームやスポンジとのバランスが崩れてしまいます。
しかし雷峰は甘味はほんのりとあり、いちごの酸味が強いいちごとなっている事で、ケーキの材料として最高の品種となっています。
その為、お菓子作りには欠かせないいちごなのです。
また程良い硬さがある事で、潰れて黒くならずにきれいな状態や色合いを維持出来るのです。
雷峰といういちごはどこで生産されている?旬は?
雷峰は北海道や栃木県とった所で栽培されています。
あとがき
いちごは生食こそがいちご本来の味を堪能出来る方法となっています。
しかし、大切な時や贈答に欠かせないケーキとの相性ばっちりのいちごということもあり、多くの方から人気となっています。
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