甘味だけでなく酸味が楽しめるフルーツとしてすももは人気が高いフルーツの一つですね。
そんなすももにも多くの品種がある事をご存知でしょうか。
すももの品種の一つでもある「皇寿」は多くの方から食される程、人気が高いすももとなっています。
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皇寿とは?
幸寿は山梨県南アルプス市ですもも農家を行っている小松寿裕氏によって発見された品種です
元々幻のプラムとも称されている「貴陽」の栽培を行っていたのですが、その中から突然変異で作られたのが皇寿となっています。
皇寿の味や形など食べた時に感じる特徴は?
皇寿は大玉のすももとして高い人気を誇っています。
元々の株となっている貴陽も粒の大きさが魅力的となり200gになる程の大粒となっていましたが、皇寿はなんと300gにも成長する程の大玉。
一般的にすももの平均的な大きさは60g~80gとなっているのですが、皇寿は3倍以上もの大きさとなるのです。
これは桃と同じ程の大きさとなり、存分にすももを味わう事が出来るとして人気となっています。
形は円形で外皮の色合いは赤紫、そして果肉はクリーム色となっています。
酸味が抑えられている事ですもも独特の酸っぱさを感じる事なく、甘味を楽しめる品種となっています。
しかもジューシーな果肉となっており、かぶり付くと爽やかな香りのジュースがたっぷりと溢れ出てきます。
またすももは皮が特に酸味が感じられる部分となっています。
その為、皮を剥いて食べる方もいらっしゃいます。
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皇寿は主にどこで作られている?旬の時期は?
皇寿は山梨県で誕生した品種となっており、山梨県で栽培されているのです。
皇寿は発見した小松氏と南アルプス市とJAこま野の間で10年の育苗専用利用権を締結した品種となっています。
その為、2019年までは南アルプス市のすもも農家のみだけの栽培となっているのです。
そんな皇寿は晩年種となっている事で貴陽よりも1か月程収穫が遅く、8月中旬~9月初旬となっています。
最も甘味がありジューシーさを堪能出来る時期は8月下旬となっています。
大粒でありながらすももの美味しさを存分に楽しめる皇寿はこの時期がおススメとなのです。
皇寿の株となって貴陽は生産が非常に困難な事で生産数も生産者も少ない品種です。
あとがき
皇寿は変異株によって発見された品種となっています。
しかし大きさは勿論、甘味や酸味のバランスも良く、さらに結実しやすいという多くの利点が満載のすももとなっています。
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