さくらんぼ
小さい粒ながら甘さと酸味のバランスが良く爽やかさと赤い色合いが多くの女性から人気ともなっています。

そんな日本のみならず、世界中で親しまれているさくらんぼですが、美味しいからと言って沢山食べてると腹痛や下痢の症状が起こる可能性があるのです。

さくらんぼを食べ過ぎると腹痛になったり、下痢になってしまう原因についてご紹介致します。

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さくらんぼの栄養や効能は?

黒板
さくらんぼはカリウム、鉄、リン、ミネラルさらにはビタミン類が豊富に含まれています。

さらにさくらんぼの程良い酸味となるのがクエン酸やリンゴ酸、コハク酸といった栄養成分が含まれています。

またさくらんぼは赤い色合いが美しいフルーツともなっていますが、この赤い色こそポリフェノールの一種であるアントシアニンなのです。

アントシアニンには血液をサラサラにする効果や紫外線の体内への吸収を抑制する効果があります。

この紫外線の吸収の抑制効果が「目が前より見えやすくなった」と言われる効果とされています。

またさくらんぼには葉酸が豊富に含まれて、特に妊婦さんに摂取して欲しい成分です。

葉酸の欠乏は胎児の細胞形成に不可欠な上、先天性障害のリスクを80%程軽減させてくれる効果に優れているのです。

その為、妊婦さんに多く摂取してほしい成分となっています。

またさくらんぼの軸は慢性腎臓炎の緩和に効果的な栄養成分が含まれています。

さくらんぼの軸を煎じた汁を摂取する事で慢性腎臓炎効果は倍増するとも言われています。

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栄養があっても食べ過ぎは厳禁!食べ過ぎるとどうなる?

さくらんぼ
多くの栄養成分や効能に効果的なさくらんぼですが、食べ過ぎには注意が必要なのです。

さくらんぼは便秘に効果的とも言われています。

それはさくらんぼに含まれている成分によるものなのです。

その成分によってお腹が緩くなったりおならが出やすくもなってしまいます。

しかもお腹が弱い方にとっては下痢になってしまう事もあるのです。

さくらんぼで下痢になる原因はどの成分?

ポイント
さくらんぼを食べ過ぎる事によって下痢となってしまう成分、それはソルビトールです。

このソルビトールは意外と身近で使用されている成分で、シュガーレス飲料やガムの甘味料としてポピュラーな成分です。

しかしこの成分を大量に摂取してしまうとお腹が緩くなったり、下痢を引き起こしてしまうのです。

標準的にソルビトール10g以上の摂取によって腹痛や下痢の可能性が大きくなると言われています。

さくらんぼ100g中に含まれるソルビトールは2~5g程。

つまり1日で食べても下痢になりにくいさくらんぼは200g~500g程となっています。

個数にするとおよそ50粒程が目安となっており、さくらんぼの食べ放題では気を付けたい所ですね。

あとがき

甘酸っぱさが魅力なさくらんぼは栄養成分が豊富なうえ、あらゆる効能にも期待出来ちゃうのです。

でもソルビトールという成分の多量摂取は腹痛や下痢の原因ともなってしまう為、お腹が緩い方や体調が優れない方は注意が必要ですね。

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