さくらんぼ
甘酸っぱさとジューシーさが魅力とも言えるさくらんぼ。

芳醇な香りと爽やかさが何個でも食べれちゃう美味しさですよね。

そんなさくらんぼは日本を代表する花「桜」の実ではないという事は多くの方が知っていると思われます。

でもさくらんぼには何で「さくら」とついているのか気になっちゃいますよね。

そんなさくらんんぼと桜の違いをご紹介しちゃいます。

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桜とは

教師の画像
桜は日本を代表する花です。

ソメイヨシノや山桜等があり、毎年4月~5月頃になると薄赤色のキレイな花を咲かせ、お花見としても定番の花です。

種類によっては秋に咲くものや黄色い花を咲かせるものもあり、美しい色合いが観賞用として人気となっています。

さらに桜の花は僅かな風でも散ってしまうのが特徴的とも言え、散りぎわの潔さが武士道の象徴ともされていたのです。

しかも桜の花は塩漬けにされる事も多く、春の時期の和菓子にも多く使用されています。

さらに近年は桜の花から抽出されたエキスがフレーバーとして多くのスイーツら料理、ドリンクとしても使用されており、世界中で桜人気が高まっています。

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さくらんぼとは

さくらんぼ狩り
さくらんぼは観賞用となっているソメイヨシノ等の種類から出来る実ではなく、セイヨウミザクラという種類の実なのです。

たださくらんぼは接ぎ木されており、根本の樹木は山桜となっているのです。

このセイヨウミザクラは北西アフリカや西アジア、ヨーロッパで自生していた品種となっており、明治期に日本に伝えられた種類となっています。

勿論、セイヨウミザクラも桜の種類となっており、キレイな花を咲かせるのです。

日本の桜よりも白っぽい色合いが特徴的となっており、セイヨウミザクラの花も観賞用としてまた異なる魅力を秘めています。

ソメイヨシノに実をあまり見かけない理由は?

ポイント
ソメイヨシノは全国各地で植えられており、定番の種類ともなっています。

でも花を見る事は多々あっても実を観かける事ってなかなか無いですよね。

そんなソメイヨシノだってしっかりと実生するのです。

観賞用の桜自体、自家受粉出来ない事で実生するのが難しくなっていますが、赤い1㎝程の粒の実をつける事が出来るのです。

受粉してできたソメイヨシノの実は美味しいの?

アメリカンチェリー
ソメイヨシノに出来た実は毒性が無い為、食べても問題はありません。

しかし苦さや酸っぱさ、渋みを感じる為、さくらんぼのような甘さを期待して食べないほうが良いかも知れません。

元々、ソメイヨシノ自体、観賞用の桜となっている事で、見て楽しむ事がおススメとなります。

あとがき

日本を代表する桜。

家族や友人との花見に欠かせない桜はさくらんぼの木とは異なる種類なのです。

勿論、実をつける事も出来るのですが、美味しいとは言えない味わいなので、観賞用はソメイヨシノ、食用はセイヨウミザクラがおススメなのです。

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