さぬきひめといういちごの品種の特徴とは？

食後のデザートやお弁当の彩りとして多くのフルーツが世界中で食されています。

甘さや酸っぱさ、濃厚さもフルーツの魅力となっていますが、栄養豊富となっている事で美容面でも高く評価されています。

そんなフルーツの中でも真紅の輝きを放つ「いちご」は見た目の美しさで多くの人を虜にしています。

しかし、いちごにも多くの品種があり異なる味わいを持ち合わせています。

そんないちごの品種の一つ「さぬきひめ」はいちごの美味しさを単横出来る品種として注目されています。

そんなさぬきひめの魅力ご紹介していきます。

さぬきひめは「さがほのか」と「三木2号」の交配によって誕生した品種で、2009年に香川県で品種登録され、「優れた食味」「大きい粒」「高設式溶媒栽培に適した品種」をモットーとして開発されました。

「さぬきひめ」の名前の由来は「さぬき＝香川県」を代表するいちごになって欲しいという願いと、「たくさんの人に可愛がってもらいたい」という願いによってさぬきひめと名付けられました。

その為、「さぬき姫」として当初は名付けられましたが、全国的に流通される場合には「さぬきひめ」とされています。

また糖度が12°以上あるいちごは「Kブランド産品」として認証され、香川県が認めた美味しいさぬきひめの証ともなっています。

さぬきひめはふっくらと丸みのある円錐形で大き目の粒となっており食べ応え抜群です。

いちごを存分に堪能したい方にお勧めとなっています。

外皮は美しい紅色の光沢となっており、中身もほんのりとした薄紅色の鮮やかさが美しさを醸し出しています。

果肉はびっしりと詰まっており、みずみずしいジュースがたっぷりと溢れ出てきます。

いちごの甘さが凝縮された味わいとなっていますが、酸味も程良くありスッキリとした爽快感が堪能出来ます。

さらに完熟する事で、より一層香りが強まり、口いっぱいに広がる芳醇な香りもさぬきひめの特徴となっています。

また程良い硬さもある事で、傷付きや潰れの心配も無く、輸送においても優れたいちごと言えます。

甘さと酸味が調和されたいちごとなっている事で、そのままでも美味しいのですが、ジャムといった加工品にも適した品種です。

さぬきひめは香川県が主な産地となっていますが、長崎県を始め全国各地で栽培が行われているいちごです。

そんなさぬきひめは12月～5月頃までが収穫時期ですが、最も美味しい旬は2月～3月頃となっています。

甘みの中にも程良くある酸味、そしていちごの芳醇な香りを堪能出来る時期です。

真っ赤な光沢を放つさぬきひめは「姫」の名の通りの美しさを持っているいちごです。

でも食べると甘さと酸っぱさも秘めており「気品さもありながらおてんばな姫」をも感じさせてくれます。

そんな香川県が誇るお姫様を是非堪能して頂きたいのです。