さくらんぼ
女性であればフルーツは魅力溢れる食べ物ですよね。

そんなフルーツの中でも甘酸っぱさと光り輝く光沢を放っているさくらんぼは皆大好きですよね。

小粒ながらしっかりとした味わいが凝縮されており、多くの女性を魅了させてくれます。

そんなさくらんぼにも数々の種類があるのですが、「南陽」も根強い人気が多くいるさくらんぼとなっているのです。

南陽の特徴と魅力についてご紹介します。

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南陽というさくらんぼの品種について

教師の画像
南陽は1957年に山形県農業試験場置賜分場においてナポレオンの自然交配によって誕生した品種となっているのです。

その為、ナポレオンとどの品種の交配によって誕生品種なのかは不明なのです。

1978年に品種登録され公的機関による国内初の育成品種の一つともなっているのです。

南陽は晩生種でとなっている事で山形県では開花時期が遅いという性質もあるので、結実が不安定となる事も多く山形県においては栽培が普及しなかったのです。

しかし開花時期が揃う北海道においては着色や味が良好となり、1988年には優良品種として認定され栽培が広まった品種なのです。

南陽ってどんな味や形などに特徴があるの?

さくらんぼ
南陽の外皮は有名ブランド佐藤錦と比較すると薄い赤色、そしてほんのりと黄色掛かった明るい色合いです。

果肉はクリーム色で果肉はびっしりで、かぶり付くとジューシーな旨みが溢れ出てきちゃいます。

形は短心臓形で大きい粒が特徴的で、一般的にさくらんぼの大きさは5g~7g程となっていますが、南陽はなんと8~10gと大粒な品種です。

その為1粒でも食べ応え抜群で、甘味と酸味のバランスもよく、北海道で数多くの品種が栽培されていながらも、さくらんぼ界のエースとも称される程の人気度を誇っています。

濃厚な甘さとは言えない品種ですが、さっぱりとした味わいでいくらでも食べれちゃいそうな美味しさなのです。

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南陽はどこ生まれのさくらんぼでどこで主に生産されているの?旬は?

ポイント
南陽は山形県で誕生した品種となっていますが、主な産地は北海道となっているのです。

特に余市町と仁木町は南陽の栽培が盛んなエリアともなっています。

環境がなかなか適していなかった山形県においても僅かながら栽培は行われているのです。

そんな南陽のさっぱりとした味わいを最高潮に楽しめる時期は山形県では6月下旬~7月上旬、北海道では7月中旬か~下旬ごろとなっているのです。

この時期の南陽はジューシーがベストな状態で誰もが「美味しい」と言える時期なのです。

その他

黒板
南陽は有名ブランド佐藤錦と比較すると甘味が衰えてしまいます。

でも大粒な大きさからスイーツの飾りとしても人気の品種ともなっています。

また甘味だけでなく酸味も感じられる事でスイーツの材料だけでなく加工品としてもぴったりな品種ですよね。

さっぱりとした味わいが甘い加工品として最適とも言える品種です。

あとがき

山形生まれの北海道育ちのさくらんぼ南陽。

本州では環境に合わない南陽も北の地ではエースと呼ばれる程、大人気の品種となっているのです。

さっぱりとしたさくらんぼの甘酸っぱさを楽しめるさくらんぼとして、欠かせない存在なのです。

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