さくらんぼ
数多くあるフルーツの中でも小粒ながら光り輝く美しさが魅力ともいえるフルーツがあります。

それがさくらんぼです。

赤と黄のコントラストが美しい色合いとも言える外皮とジューシーさが多くの女性を魅惑させますよね。

そんなサクランボにも多くの種類がありますが「紅さやか」も人気の種類です。

紅さやかの特徴と魅力をご紹介します。

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さくらんぼの紅さやか品種について

教師の画像
紅さやかは1979年に山形県立園芸試験場で誕生し、1990年に登録出願し1991年に年に品種登録されたサクランボです。

この紅さやかはさくらんぼで有名な「佐藤錦」と「セネカ」の交配によって誕生した品種なのです。

紅さやかってどんな味や形などに特徴があるの?

さくらんぼ
薄い朱色のような果実が特徴的ともなっていますが、登熟が進むに連れまるでアメリカンチェリーのような黒紫いろの果実へと変身するのです。

中身もアメリカンチェリーのような濃い赤が目立ちますが、クリーム色の果肉と混じり合い美しい色合いともなっています。

酸味は佐藤錦と比べるとやや強めとなっているのですが甘さが凝縮している事で、さくらんぼ本来の甘酸っぱさを楽しむ事が出来ちゃいます。

ほどよい硬さが果肉はあり、かぶり付くと果肉の触感を味わう事もでき、ジュースがいっぱい溢れ出てきます。

外皮の形は短心臓形で5g程とさくらんぼの種類の中でもやや小さめで、外皮にも程よい硬さがある事で輸送中潰れや傷つきにも安心出来る品種ですね。

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紅さやかはどこ生まれのさくらんぼでどこで主に生産されているの?旬は?

ポイント
紅さやかは山形県で誕生したオリジナル品種となっている事で山形県が主な産地となっています。

また山形県以外では青森県や長野県、秋田県や北海道と全国各地で栽培が行われています。

そんな紅さやかの旬は6月上旬~下旬頃です。

気温や天候によって集荷時期がズレる時もありますが、さくらんぼ本来の甘酸っぱさを存分に楽しめる時期は6月頃となっているのです。

その他

黒板
さくらんぼと言えばやはり佐藤錦が有名となっていますよね。

でも紅さやかは「ポスト佐藤錦」とも称されているさくらんぼなのです。

佐藤錦は甘味が強いのが直腸的となっているのですが、果肉が柔らかく潰れやすい性質なので、輸送には不向きとも言われているのです。

しかし、紅さやかは程よい硬さがある事で輸送に優れた面があります。

また佐藤錦は果肉の柔らかく、糖度が高い事で日持ちしない面があります。

その為、贈答用としても不向きな面があるのです。

しかし紅さやかは程よい硬さによって劣化の防止ともなり、日持ちもするさくらんぼともなっている事で贈答用としても重宝されています。

あとがき

紅さやかは佐藤錦のような甘さを楽しめるさくらんぼとはなっていませんが、あらゆる面において佐藤錦にも劣らない魅力が満載のさくらんぼなのです。

色合いの美しさや食感、そしてさくらんぼ本来の甘酸っぱさをより楽しめる品種として人気を誇っています。

生食は勿論、スムージーやジャムにしても色合いと味わいを楽しめる品種ですね。

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