さくらんぼ
世の中には多くのフルーツがあり、女性たちを魅了させてくれますよね。

その中でも小粒ながら甘さと酸味のバランスがよく、芳醇な香りを楽しめるさくらんぼは旬の時期を迎えると人気が高いフルーツともなっています。

さくらんぼといえば多くの方が「佐藤錦」をイメージしてしまいますよね。

でもさくらんぼの中には「紅てまり」という品種もあり、人気の高いさくらんぼとなっているのです。

そんな紅てまりの特徴と魅力をご紹介します。

Sponsored Link

紅てまりというさくらんぼの品種について

教師
紅てまりは1980年に山形県立園芸試験場で誕生した山形県のオリジナル品種です。

約10年に及ぶ育成により1992年に選抜育成され、1997年に登録出願し、2000年に品種登録されました。

交配にはどの品種が使用されたのか明かされていないのですが、いちご生産者や関係者からは有名ブランド「佐藤錦」と「ビック」なのではという声も出ています。

紅てまりってどんな味や形などに特徴があるの?

さくらんぼ
紅てまりの大きな特徴は粒の大きさで標準的なさくらんぼの大きさは5g~6g程となっていますが、紅てまりはなんと倍程もある10gにもなる大粒なのです。

さくらんぼって種が大きい事でなかなか果実を十分に味わえず、「物足りない」なんて感じてしまう方も多いですよね。

しかし、紅てまりは大粒となっている事でさくらんぼを心行くまで味わう事が出来ちゃうのです。

さらに紅てまりは大粒ながら糖度の高さも魅力的でさくらんぼの糖度が平均で15度程ですが紅てまりはなんと18度~20度もあるのです。

適度な酸味もあり、甘味と酸味の調和が良い品種でもあるのです。

外皮は濃厚な赤みがまるでルビーのような美しさで、中身はクリーム色の果実でジューシーな旨みがたっぷり詰まっています。

糖度が高い程さくらんぼは実が柔らかい事で裂果や潰れが発生しやすくなってしまいます。

しかし、紅てまりは糖度が高い品種ですが、日持ちがしやすく輸送にも優れたさくらんぼとして人気が高まっています。

外皮も形の整ったハート形で見た目の可愛らしさも魅力的ですね。

Sponsored Link

紅てまりはどこ生まれのさくらんぼでどこで主に生産されているの?旬は?

教える女性
紅てまりは山形県で誕生した品種となっていることで山形県内で栽培が行われています。

また山形県以外でも北海道や長野県でも栽培が行われます。

そんな紅てまりの最も美味しい旬は7月上旬~中旬です。

一般的にさくらんぼの旬は5月~6月頃ですが、紅てまりは極晩生種となっている事でさくらんぼの品種の中でも最後に登場する品種となっているのです。

その為、さくらんぼを食べるのを忘れていた方やさくらんぼが名残惜しい方からも人気のある品種なのです。

その他

調べる
紅てまりは甘さが十分に楽しめる品種なのですが、後味がさっぱりしている事でいくらでも食べれちゃうさくらんぼです。

そんな紅てまりは佐藤錦が旬を終えた頃に出荷が始まる品種となっている事で、鏡詰めされた紅てまりはギフトとしても大人気となっているのです。

あとがき

甘さがありながら適度な硬さもある紅てまりは甘味だけでなく食感も楽しめちゃうさくらんぼです。

さくらんぼ時期が終った頃にギフトとして頂くと誰もが嬉しさを感じちゃう贈り物ですよね。

佐藤錦にも負けない魅力を持った紅てまりを是非味わって頂きたいのです。

Sponsored Link