数多くのフルーツが世界中には存在しています。
いちごやオレンジ、リンゴと甘さや酸味を楽しめるフルーツは疲れた時やリラックスしたい時に欠かせない存在となっています。
しかし中には世界的に観るとあまり馴染の無いフルーツもあります。
日本においても「ビワ」というフルーツがあり、世界においては中国を始め数か国で食されているフルーツとなっています。
そんなビワにも多くの品種があり、甘みや酸味、香りの異なるビワが多くあります。
その中においても世界中から注目を浴びている品種があります。
それは「希房」です。
この希望は世界中から注目され、話題となっている品種なのです。
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希房という品種について
希房は1991年に千葉県農業総合研究センター暖地園芸研究所にて誕生した品種です。
「田中」と「長崎早生」との交配によって誕生した品種となっており、千葉県のオリジナル品種です。
2003年に登録出願され、2006年に品種登録されています。
ビワを食べた方の多くが「ビワの種は邪魔」や「種が大きいから食べられる部分が少ない」という悩みや不満を抱えています。
確かにビワは実の中心に種がゴロッと入っており、果実全体の3分の1程度が種というフルーツとなっています。
そこで「種の無いビワ」を目的とされ、誕生したのが「希房」なのです。
希房というビワの特徴は?
希房の魅力とも言える大きな特徴は何といっても種が無い事です。
誰しもが「ビワの種=邪魔」という観念を持ち、ビワを存分に味わえないと感じていらっしゃいます。
しかし希房はビワの特徴ともいえる種が無い品種なので、ペロッと皮を剥いたら種なんか気にしないでガブッとかじり付く事が出来るのです。
種が無い分、果肉がびっしりと詰まっており、ビワを存分に堪能出来るのです。
甘みとほのかな酸味のバランスが良くみずみずしい果肉はジューシーが堪りませんし、果肉は柔らかく皮を剥くと果肉からは果肉が滴り落ちてきます。
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希房というビワはどこで生産されている?旬は?
希房は千葉県のオリジナル品種で千葉県内での栽培となっています。
希房の栽培には多くの手間やコストが掛かる事で、生産者は少なく全国的にも流通量が少ない希少価値のあるビワなのです。
あとがき
ビワは日本では300年以上の歴史あるフルーツとして親しまれてきました。
しかし、そんなビワの種を取り除き進化した希房は日本のみならず海外でも注目されています。
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