秋も深まってくると、ちらほらスーパーで金柑を見かけるようになります。
丸くて小さくて黄色の金柑はとてもかわいらしいですよね。
そんな金柑ですが、生で食べるというよりはジャムなどの加工品にして食べるイメージが強いですよね。しかし、金柑は生で食べることができるんです。
金柑は生で食べられると知っても、「皮ごと食べられるの?」、「皮だけを食べるの?」なんて疑問に思う方も多いのではないでしょうか?
目次
金柑は皮が甘くて実が酸っぱい?
金柑は皮だけ食べる人もいる?
それでは、金柑の甘い皮だけを食べる人もいるのでしょうか?
皮を食べると農薬の心配はないの?
しかし、金柑の皮を食べてしまうと農薬が残っていないか心配になりますよね。
しかし、大丈夫です。スーパーなどで売っている金柑は、残留農薬基準をクリアしたものなので問題ありません。
そして、もしも皮に農薬が付着してしまっていたとしても、水で丁寧に洗い流すことで十分に摂り除くことができます。
金柑は皮ごと食べるのが普通なの?
金柑の皮は食べられることが分かりましたが、金柑は皮ごと食べるのが普通なのでしょうか?
驚く方もいるかもしれませんが、実は金柑は皮ごと食べるのが普通です。
そして嬉しいことに、金柑の皮には栄養が豊富に含まれています。
まず、ポリフェノールの一種である「ヘスペリジン」という成分が含まれています。
このヘスペリジンは、血中コレステロールの改善、抗アレルギー作用、血管の健康状態の維持、発がん性抑制作用など、多くの良い効能が期待できます。
また金柑だけではありませんが、柑橘類の皮には食物繊維やビタミンCなどの栄養成分が豊富に含まれています。
金柑の皮が硬い!柔らかくする方法はないの?
金柑の皮は甘くて栄養価が豊富なので食べた方が良いことは分かりました。
しかし、皮が硬すぎる金柑に出会うこともありますよね。
そんな時はどうしたらよいのでしょうか?金柑の皮を柔らかくする方法はあるのでしょうか?
金柑の甘露煮の作り方
① 金柑のヘタを取って、5か所程度穴をあけます。
② 鍋に金柑(1kg)を入れて、金柑がかぶるくらいのひたひたの水を入れてから、火を付けます。
③ 沸騰してきたら、砂糖(300g)、はちみつ(小さじ1)、レモン汁(小さじ1)を加えて、ペーパータオルなどで落し蓋をして、弱火で30~40分程度煮詰めていきます。(時々、金柑を転がすようにして下さい。)
まとめ
今回は、「金柑は皮ごと食べる?それとも皮だけ食べる?どっちなの?」についてお話してきました。
金柑の皮はとても甘いので、酸味のある果肉と一緒に食べるととても美味しいです。
更に、金柑は皮ごと食べることにより、皮に含まれている豊富な栄養を摂取することもできる素晴らしい果物です。