冷凍みかんは甘くなる?作り方を間違えるとまずいって本当?

みかんはそのまま食べても美味しい果物ですが、凍らせて作る冷凍みかんも美味しいですよね。

温かいこたつに入りながら、ひんやりと冷たい冷凍みかんを食べいる時に幸せを感じるのは、筆者だけではないはずです。

このようにとても美味しい冷凍みかん。常温のみかんよりも美味しく感じたりしませんか?冷凍みかんって普通のみかんより甘いのでしょうか?

そこで今回は、「冷凍みかんは甘くなる?作り方を間違えるとまずいって本当?」についてお話したいと思います。

みかんを冷凍すると甘くなるって本当?


みかんを冷凍すると甘くなるって話を聞いたことがありますが、本当なのでしょうか?

実は本当なんです。みかんは冷凍すると甘くなります。これは、みかんに含まれている甘味成分の「果糖」が大きく関係しています。

果糖は冷やされると甘みが増して感じられる性質があります。その為、みかんは冷凍されて冷やされると甘く感じられるのです。

これは果糖が含まれている他の果物でも同じことが言えます。

家庭でみかんを冷凍してもまずい!その理由は?

教師
冷凍みかんが美味しいと聞いたら、早速作ってみたくなりますよね。

しかし、家でみかんを冷凍しても美味しくなかった…なんて話を聞いたことありませんか?それにはちゃんとした理由があるんです。

それは、みかんを普通に冷凍庫に入れて冷凍させてしまうと、冷凍中にみかんの水分が失われてしまい乾燥してしまうからなんです。

ぼそぼその冷凍みかんは美味しくないですよね…。

甘くて美味しい冷凍みかんの作り方は?


それでは、甘くて美味しい冷凍みかんの作り方をお教えしましょう。

① みかんを皮がついたままの状態で、丁寧に水で洗う。

② キッチンペーパーなどでみかんに付いた水気をよくふき取る。

③ 金属のトレイにラップを敷いて、その上にみかんを並べて冷凍庫に入れ、みかんを完全に凍らせる。

④ 完全にみかんが凍ったら、ボウルなどに冷水をはって凍ったみかんをくぐらせる。(この時に、みかんの表面にうっすらと氷の膜ができるが、はがさずにそのままにしておくこと。)

⑤ 再度ラップを敷いたトレイにみかんを並べ、冷凍する。

⑥ みかんがしっかりと凍ったら出来上がり。

みかんをただ凍らせるのではなく、まず1回凍らせてから冷水にくぐらせて、2回目の冷凍をするだけで簡単に甘くて美味しい冷凍みかんができちゃいます。

冷凍みかんの皮がなかなか剥けない!剥き方は?

考える女性
美味しそうな冷凍みかん、上手に剥いて食べたいですが、皮も凍ってしまっていてなかなか上手に剥けないことありませんか?

剥いているうちに手が冷たくなって、冷えてしまうこともありますよね。

でも、もう大丈夫です。簡単に上手に剥ける方法をお教えしましょう。

なんと、お湯にさっとくぐらせるだけなんです。

みかんが溶けてしまわないの?と心配になるかもしれませんが大丈夫です。みかんの皮だけが解凍された状態になるだけなので、みかんの果肉は問題ありません。

もしも時間があるのなら、冷凍みかんを室温に放置して、みかんの皮が柔らかくなるのを待つのも良いです。

皮を剥いて冷凍する人もいる?

ポイント
冷凍みかんの皮をわざわざ剥くのも面倒くさい!という方もいるかもしれませんね。しかし、そんな方には皮を剥いて冷凍する方法もあります。

実は、筆者は皮を剥いてから冷凍しています。方法はとても簡単です。

いつも通りにみかんの皮を剥いて筋を取ってから、ラップに包んでジップロックなどの密閉袋に入れて冷凍するだけです。

食べる時の皮を剥く手間が省けるので、おすすめですよ。

まとめ

今回は、「冷凍みかんは甘くなる?作り方を間違えるとまずいって本当?」についてお話してきました。

「果糖」が含まれているみかんは、凍らせると甘く感じることが分かりました。

美味しい冷凍みかんはご家庭の冷蔵庫でも簡単に作ることができます。今年の冬は、手作りの冷凍みかんで、楽しい団欒の時間を過ごしてください。

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