いちごがたくさん手に入ったら嬉しいですよね。
もちろん、まずは、生のままのフレッシュないちごを楽しみますが、それでは消費しきれないときは皆さんどうしますか？
いろいろな消費方法がありますが、一番多いのは、手作りのいちごジャムにする方法ではないでしょうか？筆者ももちろんその一人です。
しかし、ジャムを作り始めたのはいいけれど、ジャムが固まらなくて困った経験がある方も多いのではないでしょうか？
目次
いちごジャムが固まらない原因は？
せっかく手作りした、いちごジャム。固まらないのはどうしてなのでしょうか？
いちごジャムの煮詰める時間が足りなかった
いちごジャムを煮詰める時間が足りないと固まりません。
煮詰めることで、いちごに含まれている水分が蒸発してとろみが出てきます。
砂糖の量が少なかった
砂糖の量が少ない場合も、いちごジャムは固まりません。
甘さ控えめにしたくて、砂糖の量を減らしすぎていませんか？
いちごジャムを作る時の砂糖の働きは、甘さを加えるためだけではありません。
まずは、砂糖自身がアメ状になりとろみを出します。そして、沸点を上げる働きもあります。
使ったいちごが熟していなかった。または熟しすぎていた
いちごジャムが固まるためには、ペクチンの量が大きく関係しています。
いちごに含まれている、食物繊維の1つであるペクチンが、いちごの酸や砂糖と反応することで、ゼリー状になり固まっていくのです。
この時、ペクチンの量が多すぎても少なすぎてもいけません。
レモン汁を入れていなかった
レモン汁を入れていない場合も、いちごジャムは固まりません。
先ほども少しお話ししたように、ジャムが固まるためには、ペクチンと酸と糖が一緒に高温で加熱されることが必要です。
ゆるいいちごジャムを少しでも固くする方法はあるの？
上手に固まらず、ゆるくなってしまったいちごジャムを、少しでも固くする方法はあるのでしょうか？
再加熱する
再加熱してみてください。
いちごジャムは、100℃以上の温度に達しないとゲル化せず、固まりません。
ペクチンを入れる
固まらない原因として、ペクチンが足らないことがよくあります。
ペクチンは、スーパーなどの製菓作りコーナーで簡単に手に入れることができます。
レモン汁を加える
酸が足りなくて固まっていないこともよくあります。
まとめ
今回は、「手作りいちごジャムが固まらない！ゆるい場合の対処法はこれだ！」についてお話してきました。
いちごジャムが固まらない原因は、いくつか考えられます。
