柚子って香も高く味わいも豊かなので、焼き物や煮物といった多くの料理で楽しむ事が出来ちゃいますよね。

しかも柚子には高いリラックス効果や保温効果が期待できるとして入浴剤としても使用されていますよね。

そんな柚子をお風呂に入れている方も多いと思われますが、柚子湯に入った時「体がかゆい」「体がピリピリする」と感じた事はありませんか。

「これって一体なに?」と感じた方も多いと思われます。

そこで今回は【柚子湯で体がかゆい!ピリピリする原因と対処法は?】についてご紹介致します。

柚子湯に入ったら体が痒ったりピリピリする原因は?


柚子湯に入ると体が痒かったりピリピリすることがありますよね。

この原因は一体なんなのか探ってみましょう。

リモネンという成分によるもの?

体がピリピリするのは柚子に含まれているリモネンという成分によるものです。

リモネンは柚子を始め、柑橘類の皮に含まれている精油成分です。

食器洗剤などではオレンジやレモンの成分が使われる事が多くあります。

これはこの精油成分によって油脂分を分解させる働きがある為です。

私達の皮膚の表面も細菌や乾燥等から肌を保護する為に皮脂が分泌されています。

この皮脂がリモネンによって分解されると肌に直接刺激をうけるので、ピリピリとした痛みが生じるのです。

アレルギーによるもの?

柚子湯に入ると「体が痒い」と感じてしまう方もいらっしゃいますよね。

多くの方が「アレルギーによるもの?」と思ってしまいますよね。

柚子によるアレルギーという方も中にはいらっしゃると思われますが、多くの方の場合はリモネンが原因となります。

リモネンの成分が肌に刺激を行い、かゆみを発症させてしまうので、肌が弱かったり敏感肌の方に多く感じられますね。

柚子湯で体が痒くならないようにする予防法は?

教師
柚子湯で体が痒くならないようにしたい!t感じている方は多いですよね。

そんな悩みを抱えている方に対処法をお教えしちゃいます。

柚子を丸ごと入れる

柚子を切っていれると、果汁から沢山のリモネンが出てしまいます。

柚子っは切らずに丸ごと入れると、痒みの軽減に繋がります。

数を少なめに

やはり大量の柚子を入れると、それだけ多くのリモネンが出てしまいますよね。

入れる量を1~2個程にすると、丁度よく柚子湯を楽しむ事ができますね。

皮を乾燥させて入れる

果汁の部分に沢山のリモネンが含まれているので、皮だけを乾燥させて入れると、痒みの抑制に繋がります。

表面を洗う

柚子の表面を流水や食材対応洗剤などで洗ってから入れる事で、かゆみの軽減に繋がります。

柚子湯で体がヒリヒリしたらどうすれば落ち着くの?

ポイント
あらゆる事に気を付けていても体がヒリヒリしてしまう場合があります。

では、そんな時はどうすれば落ち着くのかが気になりますよね。

湯船から上がってシャワーで体についてしまったゆず湯の成分を洗い流す事で落ち着くかせる事ができます。

また、その状態で放っておくと肌が乾燥してかゆみが出てきてしまうので、すぐにクリームなどを塗って保湿する事も対処方法となります。

あとがき

柚子湯に入った時にピリピリとした痛みや痒みが感じられるのは柚子に含まれている成分が原因となっています。

緩和させる方法もありますが、もしそれでもピリピリや痒みが感じられたら、すぐにシャワーで洗い流すなどの対処法をとってみてください。

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