白いいちご
多くのフルーツが世界各国で食されており、味や香りを堪能する事が出来ています。

日本にも多くの方から親しまれているフルーツがあります。

それは「イチゴ」です。

日本のみならず世界各国でその甘酸っぱさや「紅い宝石」とも称される程の美しさに多くの方が魅了されています。

そんなイチゴにも数多くの種類があり、味や香りが異なる事であらゆるアレンジにて食されています。

その中の一つ「淡雪」は比較的新しく登場したイチゴとして、近年注目されています。

そんな淡雪の魅力をご紹介します。

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淡雪という品種について

黒板
淡雪は白いちごの品種でとなっており「さがほのか」の変異株とされています。

この淡雪の育成者は鹿児島県志布志市の山下氏となっており、2011年に品種登録の申請が出され、2013年12月に登録されたばかりの新品種として、注目されているイチゴです。

これまでイチゴの多くは真っ赤な見た目が人気となっていました。赤ければ赤い程、美しい事となっており、ケーキの飾りとしても多く使用されてきました。

しかしここ数年真っ赤なイチゴではなく、赤色に白色がほんのりと混じった品種が登場してきました。

特に「初恋の香り」という白い品種の登場によって「イチゴ=赤」と言う概念が覆されました。

そんな初恋の香りが巷で注目されている中、品種登録されたばかりの淡雪も登場し、瞬く間に青果店や百貨店で流通されるようになりました。

また白イチゴの先駆け的な存在ともなっている初恋の香りは1パック約8000~10000円程と高級品種となっており、なかなか購入するのも難しい価格になっています。

しかし淡雪は1パック約1000~1500円程と比較的リーズナブルとなっている事で、多くの方から人気が高まっている品種です。

淡雪といういちごの特徴は

いちごの画像
淡雪の最大の特徴は「淡雪」の名の通り、赤色のイチゴに淡雪の様なと白色が混ざった美しいテクスチャーです。

一般的にイチゴは「赤い程甘さがある」とイメージされている事で白っぽいイチゴは「甘くない」と思われがちのようです。

しかし淡雪は酸味が抑えられた品種となっており、糖度は13~15°程となっていますが、イチゴ本来の甘さを感じる事が出来ます。

外皮同様、中身も白っぽい色となっており、外皮は少し硬めとなっていますが、中身はシャキっとした歯ごたえが楽しめます。また大きさはやや縦長の円錐形で、少し大き目の果実となっています。

粒揃いは比較的安定しており、市場で並んでいるものはどれも形が整ったものが多い事で、加工ではなくそのままや飾りつけにピッタリな品種とも言えます。

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淡雪といういちごはどこで生産されている?旬は?

ポイント
淡雪の多くは福岡県での生産が主となっています。

千葉県においても栽培はされていますが、圧倒的に福岡県産がメインとなっています。

そんな淡雪の旬は1月~2月頃となっています。

出荷時期は12月~3月頃となっていますが、12月では粒は比較的大きく育っていますが、冬yの寒さによって未完熟の状態となってしまいます。

しかし3月頃では苗の育成も終わる時期となってしまい、粒も小さく甘みも無くなる頃となってしまいます。

その為、淡雪を最高の状態で味わうなら1月~2月が抜群の美味しさとなっています。

あとがき

イチゴの甘酸っぱさは初恋の様なイメージが持たれていますが、白っぽいイチゴの甘酸っぱさはまた一味違う初恋の味を感じさせてくれる品種となっています。

比較的御手頃価格となっている淡雪はそんな青春時代の甘酸っぱい初恋を感じさせてくれます。

淡雪を味わい、忘れかけていた青春時代の甘酸っぱさを思い出してみては如何でしょうか。

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