いちごの画像
多くの食材が世界各国には豊富となっており、生食やあらゆる調理法によって美味しく食されています。

そんな食材の中にはホッと一息つきたい時やリラックスしたい時に食べたくフルーツもあります。フルーツは生は勿論、料理やデザートとしても幅広く使用されています。

そんなフルーツの中でもルビーの様に真っ赤に光り輝くイチゴは日本のみならず世界各国で食されています。

料理のソースやデザートの主役としてその甘酸っぱさは親しまれています。

日本にも数多くのイチゴの品種はありますが「おとめ心」と名付けられた品種もあるのです。そんなおとめ心の魅力をご紹介します。

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おとめ心という品種について

黒板
おとめ心は2000年に山形県の庄内農業試験場にて開発され、2005年に作付けが開始された山形県のオリジナルブランドです。

この時期全国的にイチゴのオリジナルブランドを排出しようと、各県のイチゴ生産者はブランド開発に精を出していました。

それまで山形県でもイチゴの生産が行われていましたが、「より甘く、赤く、ジューシーさ」を求めて新たなブランドの開発によって誕生したのがおとめ心です。

しかしおとめ心の誕生は決して簡単な事ではありませんでした。

1988年に新品種の開発を始め、10年の開発期間によって従来の品種よりも美味しい「砂丘S2号」を誕生させる事に成功しました。

この砂丘S2号をより最高のイチゴにする事を目的とし、さらに3年の月日をかけ糖度が高いながらもバランスの良い酸味も持ち、輝く程の美しさを放つ光沢、そして適度な硬さある事で出荷時の傷付き防止や風土病にも耐久力を持ち合わせた「砂丘S3号」を開発する事が出来ました。

この「砂丘S3号」が現在「おとめ心」 として流通しているのです。

つまりおとめ心は開発から栽培までに20年近い月日が掛けられ、山形県を代表するブランドとなってのです。

おとめ心といういちごの特徴は

いちご狩りをする女性
長い月日によって誕生したおとめ心はまさに開発から生産に至るまでの集大成が満載のイチゴとなっています。

まず完熟したような桃をイメージさせるほどの濃厚な甘さ、イチゴにコンデンスミルクをつけた様な甘さがおとめ心の甘さとなっています。

そんな濃厚の甘さにはほんのりとした酸っぱさが味わえ、甘みと酸味のバランスが絶妙で、さらに噛むほどに溢れ出すジューシーな果汁は、芳醇な香りが口いっぱいに広がります。

そして真っ赤な光沢。イチゴの美しさの象徴でもある美しい真っ赤な光沢が観ているだけで魅了されてきます。

粒は程良い硬さがあり、大きさは縦長でやや大きい事で食べ応え抜群。

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おとめ心といういちごはどこで生産されている?旬は?

考える女性
おとめ心は山形県のブランドイチゴとして生産されており、産地は山形県となっています。

山形のイチゴ生産者の中でも100年程が栽培に着手されていますが、甘みやジューシーが全国的にも有名となっている事で、おとめ心の生産者はより増えていく事が予想されています。

あとがき

山形県には名産品であるサクランボもあります。

そんなサクランボも美味しいのですが、イチゴの甘さとは思えない程の味わいとなっています。

料理やケーキの材料としても最高なのですが、コンデンスミルクを付けた程の甘みが凝縮されたおとめ心はそのまま頂く事が存分に堪能出来る方法となっています。

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