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章姫という品種について
章姫といういちごの品種は「萩原章弘さん」と呼ばれるいちご農家の方が生みの親となっています。
章姫はショートケーキに合う最適な甘さを求め品種改良を行った結果、逆に甘すぎるものができてしまったことが章姫誕生の秘話となっているのです。
この甘すぎる特徴から、女性的なイメージを含む語である「章」をイメージし、さらに女性的な語である「姫」をつなぎ合わせ「章姫」という名前が誕生しました。
いちごは同じ親から同じ叔父の物が生まれるというわけではないので株分けして増やしていくものなのですが、章姫が偶然完成した当初はほかの苗を枯らしてしまったこともあり廃棄される予定でした。
章姫といういちごの特徴は?
章姫の大きさは直径約7cmとやや大きめなサイズが特徴的です。やわらかく甘すぎるという事も章姫を語る上では避けては通れない特徴でかつ酸味が少ないいちごです。
やわらかいという事はパックに箱締めされててからの衝撃でつぶれやすいという事であり、章姫同士が接触した刺激だけでその部分がじゅぐじゅぐになるほどデリケートな品種となります。
いちごにおいて酸味が少なく甘すぎるという事は「飽きやすい」という問題を引き起こす要因となります。
いちご単体で食べ続けているといずれは飽きてしまうので、ジャムといった加工食品での用途に適している品種ともいえるのです。
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章姫はどこ生まれのいちごでどこが主な生産地?旬の時期は?
章姫は萩原章弘さんが静岡県で品種改良を行った品種であり、当然静岡県での生産量が一番多い県という事になります。
章姫の旬は「12月~3月上旬」となっており、それ以外の時期ではまだ実を付けていません。旬の時期ではいちご狩りに訪れる人も多く、甘くて酸味が少ないという特徴がらお子さんの満足度が非常に高い品種となっているのです。
静岡県はいちごに力を入れている県?
章姫は静岡県のいちごですが、静岡は結構いちごに力を入れている県でいちごの品種も豊富だったりします。他の静岡県が名産のいちごについてリンクを貼っておきますので気になった方は是非見ていってください。
あとがき
甘くて酸味の低い「章姫」は偶然生まれた産物であり、生産者の萩原章弘さんが廃棄せずに株分けをした結果現在の認知につながっている品種です。
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