夏はたくさんのフルーツが旬を迎えますが、桃だって夏が旬の時期なんですよ。

甘くてジューシーな味わいは一口食べると病みつきになってしまいますよね。

さてそんな桃にもたくさんの品種がありますが、「西王母」という品種をご存知でしょうか。

そこで今回は【西王母という桃について】に触れてみたいと思います。

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西王母とは?

教師の画像
桃の品種には「西王母」という品種もありますが、そもそも何と読むのか解らないですよね。

西王母は「せいおうぼ」と読みます。

西王母は福島県で「川中島白桃」と「ゆうぞら」の交配によって誕生し、2004年に品種登録された桃なのです。

西王母という名前は中国の神話の仙人に肖った名前です。

桃の品種には「蟠桃(ばんとう)」という平たい形が特徴的な桃もありますが、この桃は不老不死されており、西遊記の孫悟空も食べたという逸話があります。

桃は中国の長い歴史に欠かせないフルーツともなっており、西王母も中国の感じさせてくれる桃と言えますね。

西王母という桃の味の特徴は?


西王母は大きさが特徴的な桃で、平均的に桃は300gもあれば大きめのサイズと言われていますが、西王母は倍の600gになる事もある超が付く程のビッグサイズ。

しかもただ大きいだけでなく味わいも申し分なしで、乳白色にほんのりとしたピンク色が交じり合った果肉は糖度がとても高く、桃の甘味が凝縮されています。

果肉はとても柔らかいので口に入れるとたっぷりの果汁が溢れ出してくる程のジューシーさ、皮は薄いので手で簡単に剥く事ができますが、皮ごとかぶり付のもおススメな食べ方となります。

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どういう食べ方がおすすめ?


西王母は甘味が強く柔らかい果肉となっているのんで、そのまま生食で食べると最も美味しさが楽しめます。

勿論、スイーツやスムージーとしても美味しく味わえますが、豪快に丸ごとかぶり付いて食べると存分に桃の味わいを感じることができます。

西王母の旬の時期はどこで主に栽培されているの?

ポイント
西王母は生産数が少ない品種で、誕生した福島県でも栽培は行われていますが、山形県や山梨県でも栽培が行われています。

そんな西王母は9月中旬~下旬が旬の時期となっていて、晩生種となっている事で夏の終わり頃が旬を迎えますが、もっと桃を堪能したい方や食べ忘れてしまった方には丁度良い時期と言えますね。

まとめ

桃の品種の品種の中でも特大サイズとも言える西王母は、大きな果肉には甘い濃厚な甘さがたぷりと凝縮されています。

心行くまで桃を味わいたい方は是非丸ごとかぶり付いてみては如何でしょうか。

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