みかんは冬の定番の果物として、日本中で親しまれている果物ですよね。
甘みと酸味がバランスよく含まれた果肉は果汁もたっぷりで頬張ると爽やかさが口いっぱいに広がりますよね。
さて、みかんの皮を剥かれる時に「白い物が表目に付着している」と気づかれた方もいらっしゃいますよね。
この白い物は農薬なのではと心配になられる方もおりますよね。
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目次
みかんの皮に白いものが付着している正体は?
みかんの皮に白いものが付着している事を観かけた音がある方も多いですよね。
一見すると「農薬が残っている」と感じてしまいますよね。
しかし、これは農薬ではないのです。
みかんの皮に付着している白いものは【クレフノンやセルバインと呼ばれるカルシウム剤】なのです。
どうして、カルシウム剤がみかんの皮に付着しているのか不思議に感じてしまいますよね。
みかんの育成にこのカルシウム剤は欠かす事ができないのです。
みかんの果実が十分に大きくなると成長が止まります。
すると、糖分や旨味成分であるアミノ酸が多量に蓄積されています。
しかし、このみかんの甘さやコクに欠かせない成分が抜けてしまうのです。
そこで活躍するのがカルシウム剤です。
カルシウム剤を散布する事で、みかんの表面を乾燥させ、水分の抜けを防止し美味しさを閉じ込めるのです。
白いものが付着しているみかんは食べても大丈夫?
みかんの皮に付着している白いものはカルシウム剤となっていますが「食べても大丈夫?」と気に掛かりますよね。
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皮ごと食べても大丈夫?
皮には多くの栄養が含まれているので、皮ごと食べられている方もいらっしゃいますよね。
カルシウム剤が付着していても【皮ごと食べても大丈夫です】。
みかんをどうやって洗えば安全に食べられるの?
みかんの皮には農薬やワックス、防カビ剤が付着している事もあり、心配になってしまいますよね。
酢や塩で洗う
酢や塩にはアク抜き効果がありますが、アクと一緒に表面に付着した農薬やワックス、防カビ剤も一緒に排出されてくれる働きがあります。
酢や塩を直接擦り付けても良いですが、酢水や塩水に浸した後、流水で洗い流すだけで落とす事ができます。
洗剤で洗う
食器洗剤の中には「果物・野菜」と記載されている物もあります。
少量の洗剤で洗い、しっかりと流水で洗い流すだけで大丈夫です。
重層で洗う
重層を溶かした重曹水に3分程浸すと、表面をキレイにする事ができます。
あとがき
みかんの皮に付着している白いものは農薬ではなく、みかんの美味しさを閉じ込める為に使用されているカルシウム剤です。
健康被害に繋がる心配はりませんので、気に掛ける必要はありませんが、洗い流して食べると良いですね。
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