秋は実りの時期となっている事で、多くの果物を味わえますよね。

秋の果物と言えばぶどうや梨も魅力的ですが、柿も美味しい時期です。

そんな柿にも多くの品種がありますが、「新秋柿」という品種がある事をご存知でしょうか。

新秋柿という品種の魅力をご紹介致します。

新秋柿とは?

黒板
新秋柿は1986年に農林水産省果樹試験場安芸津支場にて、「興津1号」と「興津20号」を交配した事で誕生した品種です。

品種登録は1991年となっていますが、2009年に育成権の期間が満了となっています。

新秋柿の味の特徴は?糖度はどれぐらいなの?


新秋柿は1個の重量が250g程とやや大きめのサイズとなっています。

鮮やかな橙色の外皮が柿っぽさを現わしていますが、完熟状態となると赤に近い色合いとなり、果肉は黄金色のような輝きとなります。

そんな新秋柿の大きな魅力は糖度の高さです。

新秋柿は部位によって糖度の高さが異なる事がある品種ですが、赤道部の糖度は17~18度にもなる甘味が強い品種です。

一般的に流通量が多く、広く食べられている富裕柿であっても14~15度の糖度となっており、糖度の高さがとても魅力的です。

果肉はとても柔らかく、ジューシーさを味わう事が出来ますが、完熟状態となるとより果汁がたっぷりとなり、かぶり付くと果汁が溢れ出てくるほどです。

また新秋柿は早期落果、後期落果ともに少ない性質があり、生産者側にとっても大きなメリットとなる品種です。

ただ秋雨によって果実が腐敗しやすい事もある為、露地栽培よりもハウス栽培がおススメとなっています。

新秋柿の旬(食べごろ)と主に生産している県は?

ポイント
新秋柿は広島県安芸津で誕生した品種となっており、広島県で栽培が行われていました。

しかし育成権の期間満了に伴い、全国各地で栽培が観かける事が出来ています。

比較的、高温な環境での栽培が適している事で暖かい地域がおススメとなります。

そんな新秋柿は早生種となっている事で10月上旬~11月上旬が収穫時期となっています。

早生種の中でも糖度が非常に高い品種となっており、10月中旬~下旬頃が最も甘味を楽しめる旬の時期となっています。

干し柿の作り方


新秋柿は甘味が存分に楽しめる品種となっている事で、生食で味わい品種です。

しかし干し柿にすると、より甘味が凝縮される事で、異なる味わいを楽しむ事が出来ます。

そんな新秋柿の干し柿の作り方をご紹介します。

ず新秋柿のヘタの部分はしっかりと残し、皮を剥きます。

皮を剥いたら殺菌処理の為、熱湯に10秒程晒します。

ヘタの部分に細めのロープ等を括り、雨が当たらず風通しが良い所へ吊るします。

2週間程すると、外側が乾燥し、中身がトロりとした新秋柿の干し柿を味わう事が出来ます。

より乾燥時期を長くする事で、保存食としてもピッタリです。

あとがき

早生種の中でも甘味を楽しめるとして人気の新秋柿。

柔らかな果肉から溢れるジューシーな味わいが多くの方を満足させてくれますが、干し柿にしても美味しく味わう事が出来ちゃいます。

秋の訪れを感じスーパー等で柿を観かける事が出来たら、新秋柿なのかも知れませんね。

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