秋になるとこの時期ならではの味覚が満載ですよね。

凝縮された甘味と鮮やかな色合いが魅力的となっています。

そんな柿にも多くの品種がありますが、「松本早生柿」という品種をご存知でしょうか。

松本早生柿という品種についてご紹介致します。

松本早生柿とは?

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「松本早生柿」は「まつもとわせかき」と読みます。

松本早生柿は1935年頃に京都府綾部市の柿園にて「富有」の枝変わりとして発見された甘柿です。

1952年に品種登録されており「松本早生柿」は農園主である松本氏の名前から名付けられました。

松本早生柿の味の特徴は?


松本早生柿は1個の重量が250g程と食べやすいサイズです。

丸みを帯びふっくらとした形が特徴的です。

外皮は鮮やかな橙色で果肉も明るい色合いです。

甘味が強く果汁もたっぷりで、かぶり付くと柔らかな果肉から甘味が凝縮された果汁が溢れ出てきます。

糖度も15度程あり、甘味が十分に増した松本早生柿は糖度が20度を超える事もあります。

富有柿の枝変わり品種となっている事もあり、甘柿で外観も果肉の甘味もよく似ている品種です。

松本早生柿の旬と主に生産している県は?

ポイント
松本早生柿は福岡県が国内生産量の約25%を占めています。

福岡県に次いで奈良県や和歌山県、岐阜県といったエリアで栽培が行われています。

松本柿早生は10月上旬~11月下旬頃に掛けて収穫が行われ、最も美味しい旬の時期は10月下旬~11月上旬頃となっています。

富有柿の枝変わり品種となっている松本早生柿は1週間~2週間程早い収穫となります。

その為、富有柿の出荷を待ち遠しくしている方は一足先に富有柿に似た味わいを松本早生柿で堪能する事が出来ちゃいます。

松本早生柿の目利き


美味しい松本早生柿の見分け方は外皮の色がより鮮やかな物やツヤやハリのある物をチョイスする事です。

さらに手に持った時により重量感があるものは果肉がびっしりと詰まっている証ともなります。

またヘタが隙間なくしっかりと付いている事も重要なポイントとなります。

松本早生柿は常温保存してしまうとより果肉が柔らかくなってしまいます。

新聞紙等でしっかりと包んだ状態で風通しのよい場所で保管すると2~3日程の日持ちがしますが、食感や日持ちを維持されたい方は冷蔵庫の野菜室での保管がおススメとなります。

より長い期間日持ちさせたい方は皮を剥いて食べやすい大きさにカットし、密閉性に優れた袋等に入れる事で冷凍保存も可能となります。

しかし冷凍保存させた松本早生柿を完全解凍してしまうと果肉が柔らかくなり過ぎてしまうので、半解凍のシャーベットや煮詰めたジャムで食べるのがおススメです。

あとがき

富有柿の枝変わり品種として誕生した松本早生柿。

富有柿に似た甘味や美しい外観を持ちながらも独自の魅力が満載となっています。

生食は勿論、シャーベットやジャム、干し柿でも美味しく味わえる品種となっています。

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