ぶどう
ぶどうは甘酸っぱさと芳醇な香りが魅力的なフルーツ。

そんなぶどうにも多く品種がありますが「マスカット・オブ・アレキサンドリア」は非常に人気が高い品種として世界中で親しまれています。

マスカットの中でも特に根強いファンが多いマスカット・オブ・アレキサンドリアについてご紹介致します。

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マスカット・オブ・アレキサンドリアというぶどうの品種について

教師
マスカット・オブアレキサンドリアは北アフリカ原産の品種となっていますが、ヨーロッパにおいては主要品種としてぶどうの代表格とも言える存在です。

どの品種の交配によって誕生した不明な品種ですが、ぶどうの中でも古い歴史を持っており、紀元前から栽培されている品種ともなっています。

ヨーロッパだけでなくアメリカやオーストラリアを始め、日本においても明治時代以降に導入されています。

味や香り、みずみずしさ等どの面においても最高ランクとなっている事で「ぶどうの女王」とも称される品種です。

「アレキサンドリア」という名前はエジプトにあるアレキサンドリア港から名付けられています。

マスカットと呼ばれる品種は数多くありますが、一般的に「マスカット」と誰もが口にする品種はこのマスカット・オブ・アレキサンドリアとなっているのです。

スカット・オブ・アレキサンドリアというぶどうの味や形など食べた時に感じる特徴は?

ぶどう
マスカット・オブ・アレキサンドリアは1房400~600g程で1粒は12~15g程と大粒な品種となっています。

一般的にぶどうは10g程もあれば大粒と言われていますが、マスカット・オブ・アレキサンドリアはそれ以上のサイズとなっています。

さらに糖度の高さも魅力となっています。

平均的にぶどうの糖度は16度程となっていますが、マスカット・オブ・アレキサンドリアは18度程となっています。

しかも糖度が22度を超える時期もあり、甘味を楽しめる品種です。

また程良い酸味もあり、、ぶどう本来の甘酸っぱさを味わう事が出来ます。

そしてマスカット・オブ・アレキサンドリアの大きな特徴とも言えるのが芳醇な香り。

一口食べると口いっぱいに爽やかで豊かな香りが漂い、至福の時を与えてくれるのです。

外皮は鮮やかな黄緑色で果肉も透明感のある黄緑色で、喉が潤うと言われる程ジューシーな果汁がたっぷり。

まさに「ぶどうの女王」の名に恥じない魅力が溢れている品種です。

皮が薄い事で丸ごとかぶり付いて食べたい所ですが、種がある品種となっています。

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マスカット・オブ・アレキサンドリアはどこが主な生産地?旬の時期は?

ポイント
マスカット・オブ・アレキサンドリアは岡山県が主な産地となっており、国内生産量が100%と言えます。

そんな岡山県が栽培のメインとなっているマスカット・オブ・アレキサンドリアは5月下旬頃から収穫が始まり、11月下旬頃まで収獲が行われています。

そんなぶどうの品種の中でも長期間に渡り収穫されているマスカット・オブ・アレキサンドリアも旬と言える時期は7月~9月頃がおススメとなります。

5月下旬頃から収穫されるものは加湿された温室で栽培となる事で、値段も希少価値もやや高くなります。

しかし長い期間流通される事で贈答用としてもおススメな品種となります。

あとがき

ぶどの中でも外観や味、香りの全てにおいて最高峰とも言えるマスカット・オブ・アレキサンドリア。

高級フルーツのイメージがありますが、実は手軽に購入出来る品種ともなっています。

マスカットの代表とも言えるマスカット・オブ・アレキサンドリアは世界中で多くの方から親しまれています。

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