ぶどう
巨峰やキャンベル、マスカットといった品種が人気なぶどう。

甘酸っぱさと芳醇な香りがとても魅力的ですね。

秋口になるとぶどう狩りも頻繁に開催され、友人やファミリー層で賑わいを魅せます。

そんな子供からご年配までにしたしまれているぶどうには「ナガノパープル」という品種がある事をご存知でしょうか。

ナガノパープルというぶどうについてご紹介致します。

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ナガノパープルというぶどうの品種について

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ナガノパープルは1990年長野県果樹試験場にて「巨峰」と「リザマート」の交配により誕生した長野県のオリジナル品種です。

2004年に品種登録されていますが、品種登録時「巨峰」と「ロザリオビアンコ」の交配により誕生した品種とされていました。

しかしその後の調査により「巨峰」と「リザマート」の交配による品種という事が判明し、2010年に修正された品種です。

数多くある品種の中でも比較的新しい品種となっており、長野県を代表するぶどうとして大きな期待が込められています。

特にナガノパープルはぶどうのデメリットとも言える「皮を剥く」や「種あり」という面が改善され、種無しで皮ごと食べられる品種となってます。

美味しいナガノパープルは濃厚な黒い外皮程完熟状態で、ハリがあるものがおススメです。

さらに軸が茶色ではなく緑色のもがより鮮度抜群です。

また外皮が濃厚な黒色な事で、皮ごと食べると多くのポリフェノールの摂取に期待が出来ます。

ナガノパープルというぶどうの味や形など食べた時に感じる特徴は?

ぶどう
ナガノパープルはそれ程大きい粒ではありませんが、糖度の高さが魅力的な品種です。

平均的にぶどうの糖度は16度程あれば十分な甘味を楽しむ事が出来ますが、ナガノパープルは18~20度程と高い糖度を誇っています。

そして酸味は抑えられており、甘味を存分に楽しめる品種として高い人気があります。

形は整った球体で外皮は濃厚な黒色。

外皮は薄い為、皮ごと食べられる品種となっていますが、皮が苦手な方は剥いて食べても良いと思われます。

しかし外皮と果肉に剥皮性が無い事で、剥きにくい品種ともなってます。

皮に程良い渋みが含まれており、皮ごと食べるとぶどう本来の味わいを楽しめます。

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ナガノパープルはどこが主な生産地?旬の時期は?

ポイント
ナガノパープルは長野県で誕生したオリジナル品種となっており、長野県が主な産地となってます。

比較的新しい品種となっている事で、誕生した須坂市を始め、上高井郡小布施町や高山村にて栽培が行われています。

長野県ではナガノパープルを県を代表するぶどうにする為に、今後県内のぶどう農家でナガノパープル栽培が盛んになると予想されています。

そんな長野県を代表するナガノパープルは9月上旬~10月中旬頃まで出荷されます。

り濃厚な味わいと甘さが堪能出来るナガノパープルは9月中旬~下旬頃となってます。

あとがき

濃厚な色合いが魅力的で「漆黒の宝石」とも呼べるナガノパープル。

比較的新品種となっている事もあり、まだまだ全国的にも知られていない品種ですが、長野県の新品種として大きな期待が込められた品種となってます。

皮ごと食べるとぶどうの甘味と芳醇な香りが楽しめ、ぶどうの魅力を改めて実感する事も出来ます。

これから全国的に知られていく品種となっており、観かけたら是非味わってみては如何でしょうか。

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