ぶどう
巨峰やマスカットといった多くの品種が流通されているぶどう。

甘さの中にも程良い酸味があり、しつこさを感じさせないフルーツとして高い人気を誇っています。

そんなぶどうの中には「ゴルビー」という品種もあり、親しまれているのです。

そんなゴルビーの魅力についてご紹介致します。

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ゴルビーというぶどうの品種について

教師の画像
ゴルビーは1983年に山梨県の植原葡萄研究所において「レッドクイーン」と「伊豆錦」の交配により誕生した品種です。

「ゴルビー」という名前は旧ソ連時代に大統領を務めていたゴルバチョフ氏の愛称が「ゴルビー」だった事に肖り付けられたのです。

親品種にあたる伊豆錦は非常に大きな粒を実らせる品種となっており、一粒で30g程にもなる品種です。

そんな大粒を実らせる親品種の魅力を受け継いでいる品種ともなっています。

美味しいゴルビーは濃厚な赤色の外皮のものをチョイスされると良いです。

さらにしっかりとした張りや軸が枯れていないかも重要となります。

特に外皮に白い粉が付着しているゴルビーがおススメとなります。

この白い粉はブルームと呼ばれる糖分となっており、白い粉が多い程甘味が凝縮させている証ともなります。

ゴルビーというぶどうの味や形など食べた時に感じる特徴は?

ぶどう
ゴルビーの大きな特徴とも言えるのが粒の大きさです。

一般的にぶどうの粒は5~7g程となっおり、10gもあれば大粒品種と言われています。

しかしゴルビーは大粒品種の2倍近くもり、20gを越える事もある品種です。

その為、存分にぶどうを味わいたいという方におススメな品種です。

さらに糖度の高さも大きな魅力と言えます。

甘いと感じられるぶどうの糖度は平均的に16度程と言われていますが、ゴルビーはなんと18~20度程の糖度を誇る品種です。

甘味が強いながらも程よい酸味もしっかりと含まれている事で、甘酸っぱさを堪能する事が出来ます。

しかも芳醇な香りを楽しむ事も出来、最高ランクのぶどうと言っても過言ではない品種です。

ゴルビーは種有り品種となっていますが、市場で流通されているゴルビーのほとんどがジベレリン処理によって種無しとなっています。

また希少性も高く、手軽に購入する事が難しい品種ともなっています。

その為、贈答用として非常に人気のある品種です。

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ゴルビーはどこが主な生産地?旬の時期は?

ポイント
ゴルビーは山梨県が主な産地となっており、国内生産量の約50%の生産数となっています。

山梨県に次いで宮崎県や山形県など全国各地で栽培が行われています。

そんなゴルビーは8月中旬~9月下旬頃まで集荷うが行われています。

最も美味しいゴルビーを味わいたいのであれば、8月下旬~9月上旬がおススメとなります。

大粒な粒の中には糖度の高い甘酸っぱさが凝縮された果汁がたっぷりと詰まっており、至福のひと時を堪能する事が出来ます。

あとがき

大きいだけでなく甘味も果汁もたっぷりと詰まったゴルビー。

希少性が高い事で、手軽に食べる事が難しいぶどうとなっていますが、贈答用として頂いたら、ゴルビーの魅力をしっかりと感じて頂きたいです。

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