多くのフルーツが世の中に存在しており、私たちに大きなリラックス効果やフレッシュ感を与えてくれています。
そんなフルーツの中でも甘みと酸味が融合し、さらに真っ赤に光り輝く美しさを持ち合わせたフルーツがあります。
それは「いちご」です。
いちごはその光沢を帯びた美しさから、ケーキやデザートの彩りに欠かせないフルーツとなっています。
そんないちごにも多くの品種があるのですが、「初恋の香り」という品種もあります。
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初恋の香りと言う品種について
初恋の香りは山梨県の種苗会社である「三好アグリテック株式会社」と福島県の育種者から誕生した品種で、突然変異で誕生した白いいちごを素にして開発されました。
2006年に登録出願され2009年に品種登録された品種で、品種登録時の名前は「和田初こい」となっています。
初恋の香りといういちごの特徴は?
初恋の香りの最大の特徴は何といってもピンク色の淡い色合いです。
いちごはその甘酸っぱさから青春時代に経験した「初恋」をイメージさせてくれる淡い色合いが「初恋の香り」の特徴です。
この色合いな事で、「熟していない?」と勘違いしてしまう方もおりますが、完熟してもこの色合いとなっているのです。
初恋の香りは甘味がありながらマイルドな酸味もあり、まさしく「初恋」そのもので、さらにいちごの芳醇な香りが強く、青春時代を思い出させてくれます。
外皮はピンクの淡い色合いですが中身は純白、この色の美しさが初恋の香りの魅力ともなっています。
長円錐の形で粒は大き目で、程良く硬さがある事がいちごのサクサクとした食感と輸送中の潰れの心配がない品種としています。
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初恋の香りといういちごはどこで生産されている?旬は?
初恋の香りの苗は一般的には販売されてなく、三好アグリテック株式会社との契約を行ったいちご農家のみが生産を行っています。
岡山県や山梨県、静岡県といったいちご農家で生産されていますが、生産量はそれ程多く無い事で希少価値のあるいちごとなっています。
そんな初恋の香りは12月~2月頃が集荷時期で、旬は1月~2月です。
あとがき
「いちご=真っ赤」と誰もがイメージをもっていますが、初恋の香りは淡いピンク色が特徴的となっています。
そんな淡い色合いが青春時代に経験した「初恋」にピッタリな色合いと甘酸っぱさが満載となっています。
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