多くの女性を虜にさせてくれるさくらんぼ。
真っ赤な色合いにほんのりと黄色掛かった美しさがとても魅力的ですよね。
甘さと酸味のバランスも良く、人気のフルーツです。
そんなさくらんぼの名産地と聞けば多く方が「山形県」と答えてしまいますよね。
でもさくらんぼの名産地は山形県だけでなく山梨県もあるのです。
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さくらんぼの生産量ベスト10の県を紹介!
※2014年度 生産量
第一位:山形県、14500t
第二位:北海道、1430 t
第三位:山梨県 1190 t
第四位:青森県 605 t
第五位:秋田県 364 t
第六位:福島県 337 t
第七位:長野県 278 t
第八位:群馬県 118 t
第九位:新潟県 104 t
第十位:岩手県 29 t
やはりさくらんぼの生産数は山形県が断トツトップとなっています。
そして山形県についで生産量が多いのがなんと北海道。
あまり北海道とさくらんぼの栽培が結び付きませんが、北海道の気候や環境がさくらんぼ作りに適していると思われます。
そして山梨県は生産量第三位。
なぜ山形県がさくらんぼの名産地なのか?
全国において堂々の生産量第一位を誇っている山形県ですが、なぜこれほどまでさくらんぼの名産地になっているのか不思議に感じますよね。
元々さくらんぼは1868年にドイツ人が北海道でさくらんぼの木を6本植えた事から始まります。
その後、北海道の開拓民によってアメリカからさくらんぼの木を輸入し、より多くのさくらんぼを栽培するべく奮闘したのです。
これによってさくらんぼは全国各地に流通したのですが、北海道や東北を除く多くのエリアでは成実させる事すら困難となっていました。
さらに台風や梅雨、霜害といった自然の気候に変化が生じても、被害がほとんどなかったのが山形県となっているのです。
その為、山形県はさくらんぼの栽培を行うエリアとして注目され、県内で栽培が盛んに行われるようになったのです。
また山形県ならではの気候がさくらんぼ作りにピッタリとなっていた事も生産量トップに導いたのです。
まず夏場の猛暑です。
さくらんぼは夏の温度が高い程、発花しやすい上、キレイな色合いになり易く、山形県の夏暑さがてきしていたのです。
さらに積雪が多い事もさくらんぼ作りに欠かせない環境なのです。
さくらんぼは越冬する事で成実する性質があります。
夏は暑くても冬は厳しい寒さとなる山形県の寒暖がさくらんぼに欠かせない気候となっているのです。
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最近は山梨県もさくらんぼの産地として伸びている
さくらんぼの栽培においてあらゆる面に適した山形県ですが、山梨県もさくらんぼの産地として賑わいを魅せているのです。
山梨県は南アルプス山脈が聳え立つエリアともなっており、豊富な天然水や水はけの良い土壌環境、さらには長い日照時間と美味しいさくらんぼ作りに欠かせない条件がピッタリとなっているのです。
そんな山梨県ではみずみずしい多くのフルーツが栽培されているのですが、特にさくらんぼの栽培が盛んとなっているのです。
あとがき
さくらんぼといえばやはり山形県が有名処。
しかし山梨県や北海道を始め、全国各地で栽培が行われているのです。
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