アメリカンチェリー
山形県を始め、全国各位では数多くのさくらんぼが生産されています。

佐藤錦や高砂、ナポレオン等甘酸っぱさとその光沢の美しさが多くの方を魅了させてくれています。

そんな国産のさくらんぼも魅力的なのですが、アメリカンチェリーも国産さくらんぼとは異なる魅力を秘めています。

そんなアメリカンチェリーの魅力をご紹介しちゃいます。

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アメリカンチェリーの品種一覧

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ツラーレ

ツラーレはチュラーレーやタラリーとも呼ばれている品種で、ビングという品種の交配により誕生しました。

このツラーレの大きな特徴は形の整ったハート型で色合いも深紅のような色がより美しさを醸し出しています。

早生種となっており、いち早くアメリカンチェリーの美味しさが堪能出来ちゃう品種です。

レーニア(レイニア)

レーニアは「ビング」と「バン」の交配によって誕生した品種です。

アメリカンチェリーと言えば黒紫色や深紅のような濃い色合いが特徴となっていますが、レーニアは国産さくらんぼのようなクリーム色が特徴的です。

またレーニアは雨風や環境の変化に弱い上、収穫時期を向かえる頃には鳥の被害によって実生の3分の1程しか収穫出来ない品種なのです。

その為、非常に効果な品種ともなっていますが、味は酸味が抑えられ甘味が凝縮している事で佐藤錦のような美味しさとなっています。

そんな事もあり、日本人好みのアメリカンチェリーと言える品種です。

ブルックス

アメリカンチェリーの中でも最も早い時期に出荷される早生種です。

「ビング種」と「レーニア」の交配によって誕生した品種です。

酸味が少ない品種となっている事で、甘味を感じる事が出来ます。

形はビングとよく似ている事で典型的なアメリカンチェリーとも言える品種です。

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ビング

数多くあるアメリカンチェリーの中でも特に流通している品種がビングです。

日本においてもアメリカンチェリーの輸入量の90%程がこのビングなのです。

ビングは1875年にオレゴン州でリパプリカンの交雑実生から誕生した品種です。

ビングは赤黒い色合いが特徴的となっている事でダークチェリーとも呼ばれています。

甘味があり、酸味が抑えられている事で日本人からも受け入れられやすい品種です。

また外皮に硬さがある事や病気に対しても強い性質がある事で、世界中でビングが食されています。

美味しい上に輸送にも耐えられる特徴が誕生から150年以上経った今でも、世界中で親しまれているアメリカンチェリーと言えます。

日本でよく売られているアメリカンチェリーの品種と私のおすすめの品種は?

ポイント
日本でもアメリカンチェリーを見かける事はありますが、そのほとんどがビングとなっています。

ビングは日本人好みの甘酸っぱさだけでなく、外皮が硬いというメリットが輸送に向いている事で、遠く離れた日本においてもアメリカンチェリーの主力となっています。

私自身、アメリカンチェリーと言えばやはりビングですね。

外皮が硬い事でかぶり付くとプリッとした食感と溢れだすジューシーな果汁がやみつきになってしまいます。

あとがき

7月頃になると日本でもアメリカンチェリーは多く流通されてきます。

国産のさくらんぼも美味しいのですが、国産とは一味違うアメリカンチェリーも絶品な味わいです。

アメリカンチェリーにも数多くの品種があり、見かけたら食べ比べて自分好みのアメリカンチェリーを発見してみては如何でしょうか。

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