甘さとほのかな酸味が魅惑を誘うフルーツは世界中で重宝されてきました。
リフレッシュしたい時やホッと一息入れたい時、さらには栄養価に優れている事で美容や健康にもよいと女性からの人気も高まっています。
そんなフルーツも多くのバリエーションがありますが、見た目の美しさに目を奪われてしまうものもあります。
それはいちごです。
赤く色づいた外観は宝石の様な美しさとなっており、ケーキのトッピングとしても重要な存在となっています。
甘酸っぱさと見た目の美しさ、この二面性を持っているいちごも多くの品種が存在しています。
そんないちごの品種には「サマープリンセス」もあります。
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サマープリンセスと言う品種について
サマープリンセスは「夏芳」と「麗紅」を交配した育苗と、「女峰」を交配した品種で長野県のオリジナル品種となっており、2003年に品種登録されました。
サマープリンセスは名前の通り夏いちごです。
日本国内において多くの品種が栽培されていますが、その多くが冬~春にかけてが栽培・集荷時期となっています。
その為、夏の時期はいちごの流通量が減ってしまいケーキやデザート用のいちごが不足してしまいがちです。
外国産いちごに頼らなければならないケースもありますが、外国産は品質が国内産よりも衰えてしまう為トッピングとして不適用な場合もあります。
そこで夏の時期でも滞りなく国産いちごが流通出来る様に、サマープリンセスも開発されました。
サマープリンセスといういちごの特徴は?
サマープリンセスは夏の時期に栽培が可能な四季成りいちごの中でも、ランナーの発生が多い事で増殖も安易で多くの収穫量が見込めるいちごとなっています。
外皮は程良く赤みを帯びており、中身は真っ白な純白がキレイな色合いです。
そんなサマープリンセスはほのかな甘みと強い酸味が特徴で、ケーキのクリームとの相性は抜群となっておりショートケーキの材料として最高のいちごです。
外皮は少し硬さがありますが果肉は柔らかくジューシーさを堪能出来ます。
反面、柔らかさがある事で輸送中の潰れが気に掛かったり日持ちも長持ちしない性質があります。
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サマープリンセスといういちごはどこで生産されている?旬は?
サマープリンセスは長野県のオリジナル品種で長野県内での栽培となっています。
そんなサマープリンセスは7月~10月頃が集荷時期で、旬の時期は8月~9月頃となっています。
あとがき
サマープリンセスを始め、夏いちごを生食で食べる機会はほとんどありません。
生食だと「甘さや香りが足りない」と感じてしまいますが、酸味という強い武器を持っています。
酸味の強いいちごは懸念されてしまいますが、そんないちごだからこそスイーツとの相性はバッチリなのです。
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