いちご
世界中では数多くのフルーツが食されています。

日本においてはミカンやリンゴといった一般家庭でも馴染深いフルーツがありますが、「いちご」も高い頻度で食されるフルーツとなっています。

クリスマスケーキを始め、多くのデザートでも登場する機会が多いいちごは甘さだけでなく程良い酸味も楽しめ、さらに真っ赤に輝く美しさがトッピングにピッタリとして世界中で愛される存在となっています。

そんないちごにも多くの品種がありますが、「すずあかね」が近年注目されています。

すずあかねの魅力についてご紹介していきます。

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すずあかねいう品種について

教師の画像
すずあかねは2007年に登録出願され、2010年に登録された品種で、「HS138」と「HKW02」の後輩によって誕生し、夏秋用いちごとしての栽培を目的に開発されたいちごです。

いちごの多くは12月頃から5頃までが栽培となっている品種が多く、夏秋のいちごの流通は低くなってしまいます。

そこで夏秋でもいちごが安定して流通出来ように、すずあかねは誕生しました。

その為、すずあかねはそのままで食される事もありますが、ケーキ屋やデザート多くを扱うショップで重宝される存在となりました。

長日や高温といった環境においても安定した花房が実る他、芽かきをする必要が無い事で、省力化が図れ面積拡大も可能となる品種として人気が高まっています。

すずあかねといういちごの特徴は?

いちごの画像
夏いちごであるすずあかねは酸味の強いいちごで、かぶりつくといちご本来の酸味が口いっぱいに広がり、そしてジューシーな甘みを味わう事が出来ます。

酸っぱ過ぎない酸味が後惹く味となっており、生クリームやスポンジケーキとの相性抜群で、さらに芳醇な香りも強く、夏いちごの中でも特に美味しい品種ともなっています。

ふっくらとした球円錐形で粒は大きく、外皮は真っ赤な光沢を放っていて、中身はほんのり赤みを帯びた淡い色合いとなっており、果肉がしっかりと詰まっています。

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すずあかねといういちごはどこで生産されている?旬は?

ポイント
すずあかねは東北地方各地や長野県や岐阜県、さらには北海道と全国各地で栽培されているいちごです。

そんなすずあかねの収穫時期は6月頃から11月頃となっています。

夏の日差しをたっぷりと浴びたすずあかねは7月~10頃が最も最高の出来栄えとして旬を向かえます。

しかし、すずあかねはいちごの流通が著しく低下してしまう夏秋いちごなので、生の状態でスーパーや青果店で販売される事はほとんど無く、スイーツやいちごが使用されるデザートとしてケーキ屋さんなどでで重宝されています。

あとがき

甘酸っぱさが魅力なすずあかねは香りも非常に強い事で、お菓子の材料にピッタリな品種となっています。

なかなか市場では観かける事の無い品種となっていますが、夏から秋にかけて作られているケーキやカフェで登場するスイーツで多く使用されています。

夏や秋の時期に味わうスイーツにいちごが使用されていたら、すずあかねががほとんどともなっており、その酸味と甘み、そして芳醇な香りを楽しんで頂きたいです。

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