甘酸っぱさと芳醇な香りを秘めたフルーツは魅惑の誘いともなっていますよね。
さらに見た目の美しさも多くの方が虜となってしまいます。
そんな甘酸っぱさと芳醇な香り、そして光り輝く光沢を放つさくらんぼは世界中で愛されています。
さくらんぼといえばやはり「佐藤錦」を連想してしまいますが、「正光錦」も人気の品種として親しまれているのです。
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正光錦というさくらんぼの品種について
正光錦は福島県伊達市でさくらんぼ農家を行っており、数多くの品種を誕生させた佐藤正光氏が1977年に「佐藤錦」と「高砂」の樹木の下で実生を発見した品種です。
その後育成し、1987年年に品種登録された品種ともなっています。
正光錦は香夏錦の自然交雑実生となっているのです。
正光錦ってどんな味や形などに特徴があるの?
正光錦は粒がやや大きい事で食べ応え十分で、一般的なさくらんぼは5g~6g程ほどとなっていますが、正光錦は8gとやや大粒です。
しかも平均糖度は16度とやや高めで、高い糖度がありながらも程よく酸味がある事でさくらんぼ本来の甘酸っぱさを楽しめる品種です。
外皮は黄色赤斑に着色、色の濃さは中程度と色合いの美しさも魅力なさくらんぼですね。
果肉はクリーム色でジューシーな果肉がびっしりで、かぶり付く程に口いっぱいにさくらんぼの甘酸っぱさが広がり、至福のひと時を与えてくれます。
果肉に程よい硬さもある事で食感も魅力の一つですよね。
また果実は短心臓形で光沢があり、ルビーのような美しさともなっています。
佐藤錦と比較するとやや酸味が強い品種となっている事で、さくらんぼの甘酸っぱさが好きな方から人気ともなっている品種です。
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正光錦はどこ生まれのさくらんぼでどこで主に生産されているの?旬は?
正光錦は福島県で誕生したオリジナル品種となっており、福島県内で栽培が行われています。
そんな正光錦のもっとも美味しく味わえる時期は6月上旬です。
正光錦は早生種となっている事で出荷時期が早い品種となっています。
その他
正光錦は香夏錦とは兄弟品種となっており、人気の品種ともなっています。
あとがき
佐藤錦の遺伝子を受け継ぐ正光錦はさくらんぼ界でも人気の品種として全国で多くの方を魅了させています。
大粒でさくらんぼ本来の甘酸っぱさが存分に味わえる正光錦は佐藤錦にも劣らない人気度となっています。
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