四季に応じたフルーツは数多くありますが、初夏の時期と言えばびわ。
甘さと酸味のバランスが整い、さわやかな香りが夏の訪れを感じさせてくれます。
そんなびわは大きな種が特徴的となっていますが、琵琶を食べた後の種を植えた経験がある方は非常に多いと思われます。
でも気に掛かるのが「植えてから何年くらいで実が成るのかな?」という事ですよね。
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目次
食べたびわの種を庭に蒔くとちゃんと芽がでるものなの?
まず多くの方が不安に感じる事は「食べたびわの種でも芽が出てくるの?」という所ですよね。
簡単な答えから言うと発芽は可能です。
「田中」というびわの品種は長崎で味わったびわの種を持ち帰り植える事で誕生した品種ですし、「茂木」という品種も中国商船によって運ばれたびわの種を植えた事で誕生した品種です。
その為、びわを果実を食べた後の種を植える事でも発芽はします。
種を植えてから1か月~1か月半程で発芽が見られるようになりますが、これは土壌の性質や日照時間、適正な水やりを行う事での条件となっています。
種を蒔く時期はいつがいいの?
びわの種は植える事で高い確率で発芽するフルーツとなっていますが、種をまく時期が重要です。
そんなびわのみがしっかりと誠実するのに適した時期は4月~7月頃となっています。
この発芽の為には暖かな気温も重要な要素となっており、この時期の気温が最も発芽に適した時期と言えます。
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種から育てて実ができるまで育つのに大体どのぐらいかかるの?
発芽にた事で大喜びしてしまう方は多いと思われますが、最も肝心なのは「いつになったら実が出来て食べられるのか」という事ですよね。
びわが成実するまでにはおよそ9年程掛かると言われています。
これでは植えた事を忘れてしまい、気が付けば実が成っているなんてことも出てきてしまいますよね。
しかもこの期間はしっかりと育成を行う事で育つ期間となっています。
また栽培用の種とは違い、食用として購入した種はしっかりと発芽するようにした処理を行ってやっと9年です。
少しでも早く実がなるびわを育てたいなら接ぎ木!どのぐらい短縮できるの?
種を植えてから実を味わうまでに9年程は長すぎると誰しもが感じてしまいますが、この成長期間を早くする方法もあるのです。
それが接ぎ木です。
接いだ部分の成長を抑制する事で成実に必要な工程を早くする事で自然に放置するよりも2年程短縮する事が出来ます。
ただ接ぎ木はしっかりと行う必要があり、間違った方法やしっかりと行われていない場合には成実する事すら不可能となってしまう事もあります。
あとがき
びわを食べた後の種を植えると「ちょんと育つかな」なんて不安も感じてしまいますよね。
でも9年程の期間を待つ事でしっかりと実を付けるまでに成長する事も出来ます。
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