いちごの画像
多くのフルーツが日本だけではなく、世界各国で食されています。

甘さや濃厚さ、そしてほのかな酸味が多くの方を虜にしてきました。

そんなフルーツの中でも「紅い宝石」として重宝されているのがいちごです。

甘酸っぱさが青春時代の初恋を思い出させてくれるいちごは、真っ赤に輝く美しさも魅力の一つとなっています。

そんないちごの品種の一つでもある「かおり野」は人気が高まっているいちごです。

かおり野の魅力をご紹介します。

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かおり野と言う品種について

教師
かおり野は1990年から三重県農業試験場にてさらゆる交配を経て、約20年もの歳月によって誕生した品種となっています。

2008年に登録出願され、2015年に品種登録された比較的新しい品種です。

「かおり野」の名前は「上品な香りを持ったいちご」として名付けられています。

特にいちご農家にとっては栽培時に発生してしまう炭疽病が大きな悩みの種となっていました。

炭疽病はカビの一種となっており、葉を枯らし、しっかりとした実が実らない事で、収穫量に大きな影響を与えてしまいます。

そんな炭疽病に対して強い抵抗力をかおり野は持っており、収穫量が大きく期待される品種ともなっています。

また早生な面も生産者にとっては大きな魅力とも言えます。

かおり野といういちごの特徴は

いちご狩りに来た女性
かおり野の最大の魅力はなんと言っても強い香りで、いちごの上品で芳醇な強い香りが口いっぱいに広がり、贅沢なひと時を感じる事が出来ます。

甘みも十分にありながら酸味も程良くあり、バランスの取れた甘酸っぱさとなっています。

縦長の円錐形の形をしていて粒は比較的大きい事で食べ応え抜群、外皮は薄い橙赤となっており中身は中心部に少し空洞が観られますが白い果肉がしっかりと詰まっています。

そして頬張るとジュースがたっぷりと溢れる程のジューシーさ。

香りが強く甘みと酸味のバランスが良い事で爽やかさを堪能出来るいちごとなっています。

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かおり野といういちごはどこで生産されている?旬は?

考える女性
かおり野は三重県で誕生したオリジナルいちごとなっており、三重県内で栽培されています。

しかし三重県が生み出した素晴らしいいちごの魅力を知ってもらう事を目的とし、山口県や岡山県、熊本県等多くのエリアで栽培が行われています。

特に山口県においては「とよのか」の栽培がメインとなっていましたが、「かおり野」の栽培への移行が進んでいます。

そんなかおり野の集荷時期は11月~3月頃となっており、特にクリスマスシーズンはいちごの価格が高騰となる傾向もありこのシーズンに合わせた集荷が可能ないちごです。

そして最も香りを楽しめる旬は1月~2月頃となっていて、この時期こそかおり野のジューシーな甘酸っぱさと芳醇な香りを存分に味わえるのです。

あとがき

甘みと酸味が絶妙にマッチしたかおり野は三重県を中心に全国各地で栽培が行われています。

その為、かおり野をスーパーで見かける頻度も多くあります。

20年近い歳月が掛けられた芳醇な香りを持つかおり野の魅力を多くの方に知って頂きたいです。

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