いちごはスーパーなどで、常温で並んで売られていることが多いですよね。
そんないちごですが、常温保存すると甘くなるなんて話聞いたことありませんか?
しかし、常温保存してしまうと、腐ったりカビが生えてしまわないかと心配になりますよね。
目次
いちごは常温保存することは可能なの?期間は?
いちごは本当に常温保存することはできるのでしょうか?気になりますよね。
いちごはスーパーでは常温で売っている事が多い
いちごは、スーパーでは常温で売っていることが多い食材です。皆さんのご近所のスーパーでもきっと常温で並んでいると思います。
しかし、実は、常温では日持ちしずらい食材なんです。
常温保存では、冬場の寒い時期なら2日程度日持ちしますが、夏場の熱い時期ですと当日しか日持ちしません。常温保存では、腐ってしまったりカビがすぐに生えてしまったりします。
これは、いちごの最適保存温度は5℃前後であるのが最大の理由です。また、いちごは、乾燥や周りの水分にも弱いことも関係しています。
このように、いちごは常温保存には向かない食材です。
いちごは冷蔵庫に入れると甘くなくなる?
いちごを冷蔵庫に入れると甘くなくなるという話を聞いたことがある方もいますよね。これは本当なのでしょうか?
答えは本当です。
これには、果物に含まれている果糖が大きく関係しています。
一般的に果糖を多く含む果物は、低温の方が甘みを強く感じるため、冷やしてから食べると甘く、美味しく感じます。
しかし、いちごは果糖が少ない果物なので、冷蔵保存して低温にしてしまうと甘みをあまり感じなくなってしまいます。
いちごを常温保存するときのコツや注意点は?
パックのまま保存するとすぐに痛む?
いちごを常温保存する際は、市販のパックのまま保存するのは間違いです。
パックのままの状態では、いちごが重なってしまっていたり、いちごが並んでいるので、いちご同士で潰しあって傷つけあってしまっている状態です。そこで、できた傷からいちごは傷んでいきます。
その為、必ずパックから出して別の容器に移し替えてから保存しましょう。
方法は、浅めの容器にキッチンペーパーなどを敷いて、ヘタを下にして、重ならないように、隣とくっつかないように丁寧に並べていきます。
洗ったり、ヘタを取ってから保存するとすぐに痛む?
いちごを保存するときは、洗ったりヘタを取ってしまうと傷みやすくなります。
保存する前に洗うと、洗う際に加わった手の力だけでも傷ができて傷んでしまったり、付着した水分からかびてしまったりします。
また、ヘタを取ってしまうといちごが乾燥するのが早くなってしまい痛みの原因になります。
まとめ
今回は、「いちごは常温保存すると甘くなる?それとも腐ったりカビがすぐ生える?」についてお話してきました。
いちごはとてもデリケートな果物で、日持ちしずらい食材でもあります。常温保存では、すぐに腐ってしまったり、カビが生えてしまったりします。