キウイに何かトゲみたいなものが出てきたことはありませんか?その形はまるで爪楊枝のよう。
異物混入なのでは⁉と慌ててしまうところですが、これは爪楊枝ではありません。キウイには爪楊枝とそっくりの芯が入っているのです。
爪楊枝!?、と驚くことがないように覚えておいてくださいね。
目次
キウイから爪楊枝みたいなのが出てくるというのは本当?
異物混入ではなくてキウイの芯だった!
キウイの中から爪楊枝の先端部分のようなものが出てくることがあります。色も形も爪楊枝の先の部分とソックリなので、爪楊枝が折れて混入したのではないかと心配になります。
もし本当に爪楊枝の折れた先端部分が入っていたら非常に危険ですよね。
しかし、これは爪楊枝ではなくキウイのへたの外側部分についているキウイの芯なのです。恐らくキウイをカットした時に、この芯がとれてしまったのでしょう。
キウイによってこの芯が入っているものもあれば、入っていないものもあります。すごく短かったり1cmくらいのものもあります。
この1cmくらいのものが、爪楊枝が折れたものと似ているのです。
しかし、冷静によく見てみるとキウイの芯と爪楊枝を見分けることができるでしょう。
折れた爪楊枝であれば、先端部分とは逆の側がポキッと折れた形跡があるのですが、キウイの芯には折れた感じはありません。丸くなっているのです。
スーパーなどで問い合わせもたまにあるらしい
実は、このキウイの芯を爪楊枝だと勘違いするケースはよくあります。異物混入では?とスーパーに問い合わせがくることもたまにあるらしいのです。
それほどキウイの芯は爪楊枝と似ているということですね。
食べても大丈夫なの?
爪楊枝のように見えるキウイの芯は、異物混入ではないので心配する必要はありません。
しかし、爪楊枝ではないとわかっても、この部分を食べることはできないでしょう。キウイの芯の部分はとても固いからです。
ジャムやコンポートなどにしてもキウイの芯は固いので取り除く必要があります。
キウイの芯を綺麗に取る方法はあるの?
それでは、このキウイの芯を綺麗に取り除く方法はあるのでしょうか。とても簡単にできる方法をご紹介したいと思います。
キウイのお尻の部分を切り落とすのですが、真ん中の芯は切り落とさずに残すようにします。
そのためには、芯に沿って一周ナイフを入れていけばOK。
切り込みを入れたところから、くるっと回すようにして、カットした部分をねじ切ります。
するとへたの外側部分のほうに、キウイの芯がついた状態でスポッと抜けるでしょう。
このようにして芯を取り除いてしまえば、爪楊枝のような芯が出てくることもありません。あとは輪切りにするなど、きれいにカットすることができます。
まとめ
キウイに爪楊枝のようなものが入っていたら驚きますよね。実際にキウイに異物が混入していた!とスーパーなどに慌てて問い合わせる方もいるそうです。
本当にソックリな形と色なので間違えてしまうのも納得です。でも、これは爪楊枝ではなくキウイのお尻側に入っている芯なのです。
異物ではないので慌てる必要はありません。でも、この芯の部分は固くて食べることはできません。