柚子って程よい酸味となんとも言えない香りが食欲を掻き立ててくれますよね。

さて、柚子はあらゆる料理に活用する事ができますが、大量に頂いたりしたら柚子ジャムを作られる方も多いと思われます。

でも、いざ作ってみると「苦い」なんて感じた方はいらっしゃいませんか。

どうして柚子ジャムが苦いのか悩んでしまいますよね。

そこで今回は【柚子ジャムが苦い!その原因と使い道】をご紹介致します

柚子ジャムが苦い原因は?

教師の画像

白い筋を取り除かなかった

白い筋を取り除かった事が原因の一つとして考えられますね。

みかんにも白い筋が沢山ついていますが、柚子にもこの白い筋が沢山ついています。

この白い筋をキレイに取り除かなければ苦みが残ってしまいます。

しっかりと果肉の周りに付いている白い筋を取り除くと苦くないジャムを作る事ができます。

皮の下処理が甘かった

多くの方が失敗する原因の一つとして「皮の下処理」が大きく関係しています。

皮を剥く時、どのように剥いていらっしゃいますか。

白い部分も一緒に剥いている方も多くいらっしゃると思いますが、これが苦みの原因となってしまうのです。

黄色い皮と果肉の間にある白い部分には苦み成分が含まれています。

白い部分も一緒に使ってしまうと苦みが出てしまいます。

皮を剥く時は、ピーラーなどで黄色い部分だけを薄く剥くと苦みのないジャムを作る事ができます。

焦がしてしまった時

ジャムを作る時、混ぜずに煮詰めていらっしゃる方もおりますよね。

ジャムには沢山の砂糖を使用しているので、焦げやすくなっています。

水気がなくなりトロみが出てくるまで焦げないようにかき混ぜる事がとても重要となってくるのです。

苦い柚子ジャムの再利用方法は?


苦くなったジャムをすててしまうのは勿体ないですが、苦くて食べられませんよね。

そんな時、苦いジャムを再利用する方法がないのか気になりますよね。

もう一度水を加えて煮直すと苦味が取れる?

苦くなったジャムにもう一度水を加えて煮詰め直すと苦みが取れます。

これを「茹でこぼし」といいます。

茹でこぼしは、たっぷりの水で茹で、お湯を捨てる事ですがそれを2~3回、苦味がなくなるまで、繰り返す事で苦みが取れていきます。

茹でこぼしを行うと、甘味が薄れてしまうので、苦みがなくなったところで再び砂糖を加えると美味しいジャムへと大変身します。

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苦くなったジャムをアイスのトッピングとして再利用すると、いくらかは美味しく食べる事ができます。

アイスの甘さが苦みと調和するので、苦みが軽減されます。

あとがき

折角作った柚子ジャムが苦い原因。

それは作り方ではなく、柚子の下処理が大きな原因となっているのですね。

下処理をしっかりと行うと苦くないジャムを作る事ができますが、もし苦くなっても再利用する方法もありますので、是非参考にして頂きたいと思います。

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