皆さんは柚子という柑橘類をご存知でしょうか。

お刺身や 煮物や焼き物などあらゆる料理の香り付けとして親しまれていますね。

また柚子にはリラックス効果や保温効果もあるので入浴剤としても重宝されています。

そんな柚子には沢山の種類がある事をご存知でしょうか。

恐らくほとんどの方がご存知ないかと思います。

そこで今回は【本柚子とは?実は沢山の種類があるって本当?】についてご紹介致します。

本柚子とは?

黒板
本柚子とは中華人民共和国中央や西域が原産と言われており、日本では飛鳥時代や奈良時代には栽培されていたと言われている柚子です。

果実はやや小さめですが、強い香りとたっぷりの果汁であらゆる料理に重宝されています。

実は本柚子にもたくさんの種類がある!それぞれの特徴は?


本柚子と一言で言っても実は沢山の種類があるのです。

そこでそれぞれの種類の特徴をご紹介したいと思います。

木頭柚子

木頭柚子は那賀町木頭地区(旧木頭村)を中心に那賀町内で古くから栽培されていた在来のゆずから那賀町内で生産されたゆずの総称となっています。

とても大きなサイズで、外観の美しさも魅力的です。

果汁がたっぷりで香りも強く数多くの賞を受賞した経歴を持つ品種です。

木頭柚子の果汁を使ったスイーツなども高い評価を受けるほど、人気が高い品種となっています。

海野柚子

海野柚子は柚子農家である海野荒一氏によって誕生した品種です。

普及当初は、果実が小さいと生産者から敬遠ぎみとなっていましたが、改良によって中玉サイズとなり注目を浴びるようになったのです。

果汁がたっぷりで、強い酸味と豊かな香りが楽しめるとして人気が高い品種となっています。

山根柚子

山根柚子は本柚子の中でもなり始めが早くトゲが少ない品種となっています。

収穫時期は7月~10月と長い時期で収穫する事ができます。

寒さに強いため東北地方でも広く栽培されている品種です。

香りが強く料理との相性も抜群な柚子として多くの方から親しまれています。

多田錦

多田錦は種なし柚子として人気が高い品種です。

汁を絞る時、種の混入の心配がないため、非常に絞りやすい品種となっています。

日本の風土に適し栽培しやすく接木苗 1本で結実できるので、家庭菜園としても人気が高い品種です。

1本でも結実は可能となっていますが、多品種と一緒に栽培させるとより甘味を楽しむ事ができます。

重量が130g程もありやや大きめのサイズ、果汁や皮はとても香りが強いので、あらゆる料理にピッタリな品種です。

あとがき

本柚子にも多くの品種があり、酸味の違いや異なる香りを楽しむ事ができます。

料理に合わせて品種を選んでみるのも楽しみの一つと言えますね。

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