いばらキッスといういちごの品種の特徴とは？

多くのフルーツがさまざまなシーンで食されています。朝食やおやつ、夕食後のデザート等甘さや甘酸っぱさが魅力となっており、至福のひと時を与えてくれる存在となっています。

その中でも宝石の様な輝きを放ち、古くから女性たちを魅了させてきたフルーツがあります。

それがイチゴです。

宝石の様な真っ赤な色合いが昔も今も多くの女性たちを虜にしてきました。そんなイチゴにも数多くの品種があり、さまざまな香りや味を堪能する事が出来ています。

いばらキッスいう品種について

いばらキッスは2010年にに茨城県で誕生した品種となっています。

1990年頃には全国的にオリジナル品種の開発・販売が盛んとなり、茨城県でも県を代表するオリジナル品種の開発が行われるようになりました。

そこで1997年に甘さが抜群の「レッドパール」とジューシーさが魅力となっている「章姫」を交配し、選抜育成された甘くてジューシー「ひたち1号」を父親とし、2002年に安定した味わいの「とちおとめ」を母親にした交配が行なわれ、生まれた実生からまた選抜育成が行なわれ誕生したのが甘さが安定していながらジューシーさが抜群の「いばらキッス」です。

そんないばらキッスは1万系統に及ぶ中から選出された品種となっており、今や茨城県だけでなく全国的にも流通し、高い人気を誇っています。

いばらキッスといういちごの特徴は（甘さ酸っぱさなどの味や大きさなど）

いばらキッスはレッドパールの甘さ・章姫のジューシーさ等交配に使用されてきた品種の良い所全てが詰まったイチゴとなっています。

食べると中からはジュースがたっぷりと溢れながらも、酸味はほとんど無くイチゴの凝縮された甘さを存分に味わう事が出来ます。

また程良い硬さがある事で、柔らくて輸送中に潰れたり傷がついてしまう事も少ないのが特徴ともなっています。

いばらキッスといういちごはどこで生産されている？旬は？

いばらキッスは茨城県のオリジナルブランドとなっており、茨城県一帯で生産されています。茨城県のみの生産となっており、他県での生産はありません。

JA北つくば、JA茨城旭村、JA水戸などを中心に栽培出荷されていますが、オリジナル品種ともなっている事で、いばらキッスの生産はより拡大する傾向にあります。

あとがき

全国各地で多くのイチゴ生産者がおり、土地や環境を最大限に活かされた最高のイチゴが生産されています。

いばらキッスも茨木県の土地や環境、そして生産者の努力が詰まった最高の品種として多くの方から親しまれる存在となっています。