いちごの画像
多くのフルーツが世の中には存在しており、さまざまなシーンで重宝されています。

食後のデザートやリフレッシュ時、スイーツの材料等幅広いジャンルで愛されています。

中でも甘酸っぱさと外観の光り輝く美しさに誰もが目を奪われてしまうフルーツがあります。

それがいちごです。

いちごというと冬の時期が旬のフルーツとなっていますが、夏の時期に旬を迎えるいちごもあります。

それは「なつあかり」です。

なつあかりという品種についてご紹介します。

Sponsored Link

なつあかりという品種について

黒板
夏いちごの品種は数多くありますが品質が優れたものはほとんどありませんでしたが、果実品質に優れた品種の開発を目的として誕生したのがなつあかりです。

なつあかりは「サマーベリー」と「北の輝」を交配した育苗と「デコルージュ」と「Pajaro 」を交配した育苗の交配によって誕生した品種です。

なつあかりは「四季成り性」と呼ばれる夏~秋にかけて収穫される品種の一つとなっています。

多くのいちごは冬の時期が旬となっており、夏いちごは甘味が少なく酸味が強い特徴がある事で生食として食べられる事はほとんどなく、スイーツの材料や加工品に使用される事が多い品種ですが、なつあかりは酸味もありながら夏いちごの中でも甘みがある品種です。

その為、スイーツの材料は勿論、生食でも美味しく食べられるな品種となっているのです。

また不土病に対して強いという特徴が生産者にとって大きなメリットともなっています。

なつあかりといういちごの特徴は?

いちご狩りをする女性
円錐形で粒は大き目となっている事でボリューム感を堪能出来ます。

外皮は赤く美しい光沢を放っており、中も外側は真っ赤な美しさと中心部の白っぽさの色合いがいちご本来の美しさが溢れ出ています。

いちごの酸味もありながら糖度が高い事で生食でも美味しく味わう事が出来ます。

また果肉は柔らかい事で、かぶり付くほどにジューシーな旨味がジュワッと溢れ出てきます。

日持ちにも優れている事で変色もほとんどないいちごとして人気が高まっています。

Sponsored Link

なつあかりといういちごはどこで生産されている?旬は?

ポイント
なつあかりは東北農業研究センターが位置している岩手県で誕生した品種で、岩手県内で栽培が行われています。

また秋田県内を始め北東北エリアでも栽培が行われています。

しかし、自然条件での栽培が難しい品種となっている事で生産数が少ない品種ともなっています。

そんななつあかりの集荷時期は5月から11月頃ですが、最も美味しく味わえる旬は6月頃~9月頃です。

程良い酸味の中にも甘みが感じられ、スイーツは勿論生食としても最高のなつあかりを堪能出来る時期となっています。

あとがき

夏いちごの多くはお菓子やや加工会社へ流通される事が多く、一般市場で観かける事はほとんど無いかと思われます。

でもスイーツ等では多く使用されているので、夏の時期にスイーツを購入し、いちごが使用されていたら「これなつあかりかな?」なんて感じながら夏いちごの甘酸っぱさを堪能して頂きたいです。

Sponsored Link