秋はフルーツが美味しい季節ですよね。
そんなフルーツの中には芳醇な香りと爽やかな甘味、みずみずしさ、シャリシャリとした食感が魅力的な梨もありますね。
皆さんは梨を食べる時、どんな品種を食べていらっしゃいますか。
梨にも多くの品種があり、どれも人気が高いものばかりですが、「豊月」という品種も多くの方から親しまれている品種です。
そこで今回は【豊月という梨の特徴や旬とは?】についてご紹介致します。
目次
豊月とは?
豊月は神奈川県平塚市の農林省果樹試験場にて1974年に誕生し、1994年に品種登録された品種です。
読み方は?
豊月は「ほうげつ」と読みます。
親は?
豊月は「晩三吉」に「二十世紀梨」と「リー14」を交配させた品種から誕生した梨です。
由来は?
豊月の名前由来をご存知でしょうか。
豊月は「お月さまのような美しい外観の梨」という事で豊月と名付けられています。
またみずみずしさが魅力的な「豊水」のようなジューシーさを持っている事で「豊水」の「豊」が付けられています。
豊月の味や大きさの特徴は?
味の特徴は
豊月はしっかりとした甘味を楽しむことができます。
適度な酸味もしっかりと含まれているので、梨本来の甘酸っぱさが楽しめます。
しつこさのない甘さなのでいくらでも食べれちゃいますね。
大きさは?
豊月は1個の重量が700g程とカナリ大きめのサイズの梨です。
梨の平均的な重量は350gとなっているので倍の大きさですね。
梨を存分に味わいたい方にはおススメな品種ですね。
固さや歯ざわりは?
豊月がザラッとした歯触りが感じられますが、果汁がたっぷりと含まれているのでシャリシャリとした食感が楽しめます。
豊月の旬と栽培されている地域は?
豊月は主に千葉県で栽培が行われていて、千葉県以外では神奈川県や茨城県といった関東圏で栽培が行われています。
そんな豊月は10月中旬~下旬が旬の時期となっています。
美味しい豊月の選び方とは?
大きくみずみずしい豊月を選ぶ時、やはり「美味しい豊月」を選びたいですよね。
そんな美味しい豊月の選び方をご紹介致します。
・全体的にふっくらとしていてハリがある物
・軸が枯れていない物(軸が枯れていると収穫から日数が経っている)
・手に持った時に重量感がある物(重い物は果肉が緻密でみずみずしさが存分に楽しめる)
豊月をより美味しく食べるには?
豊月はしつこさのない味わいで生食でも充分美味しく味わえる品種です。
そんな豊月は生食以外でも美味しく味わう事ができるのです。
まずはジュースやシャーベットです。しつこさのない味わいなので、さっぱりとした味わいが魅力的です。
また加熱するとより濃厚な甘味が楽しめます。コンポートやタルト、ジャムといった加熱調理でも美味しく味わえちゃいます。
あとがき
大きさだけでなくさっぱりとした甘さが魅力的な豊月は、味わいだけでなく大きさも魅力的で梨好きから人気が高い品種となっています。
お月さまのような外観にも魅力を感じて欲しい品種ですね。