秋になると沢山の味覚が楽しめますが、梨もそんな味覚の一つですよね。
シャリシャリとした食感やみずみずしさ、口に広がる甘味はやみつきになってしまいますよね。
さて、梨にも沢山の品種がありますが、皆さんはどの品種がお好きですか。
梨にも多くの品種がありますが栃木県の梨「にっこり」も人気のある梨なのです。
そこで今回は【栃木県の梨、にっこりの特徴や旬とは?】についてご紹介致します。
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目次
にっこりとは?
栃木県農業試験場にて1984年に誕生し、1994年に品種登録された品種です。
親は?
にっこりは大きい伊佐が1.5㎏にもなり糖度が12度以上も誇る「新高」にとみずみずしさが魅力的な「豊水」の交配によって誕生した品種です。
由来は?
「にっこり」という名前の由来をご存じでしょうか。
にっこりの「にっこ」は生誕地でもある栃木県の観光名所「日光」から、「り」は梨は中国語では「リー」と発音されることで「にっこり」と名付けられています。
にっこりの味や大きさの特徴は?
味の特徴は
にっこりは糖度はそれほど高くありませんが、酸味が控えめとなっているので、ほどよい甘酸っぱさが感じられます。
しつこさのない甘さなので、いくらでも食べれちゃう味わいです。
大きさは?
にっこりは1個の重量が700g程ある大きさとなっていて、大きい物だと1㎏を超える物もあります。
梨の平均重量は350gなので倍以上の大きさですね。梨を心行くまで堪能されたい方や豪快に食べたい方におススメですね。
固さや歯ざわりは?
にっこりは程よい硬さがあり、サクッとした食感が楽しめます。
また噛むほどにシャリシャリとした歯触りも良く、梨好きには堪らない食感となっています。
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にっこりの旬と栽培されている地域は?
にっこりは主に栃木県で栽培が行われていますが、千葉県でも僅かに栽培が行われています。
そんなにっこりは10月下旬~11月下旬が旬となっていますが、保存性に優れているので1月~2月でも美味しく食べる事ができます。
美味しいにっこりの選び方
大きいだけでなく美味しい味わいのにっこりを店頭で購入したいですよね。
そこで美味しいにっこりの選び方をご紹介致します。
・全体的にふっくらとしていて、ハリがあるもの
・手に持った時、すっしりと重みが感じられるもの
・軸の部分が枯れていないもの(枯れていると収穫から時間が経っている)
にっこりの食べ方
しつこ過ぎない甘さが魅力的な味わいのにっこりですが、生食以外でも美味しい食べ方があります。
ジュースやシャーベットでも勿論美味しいですが、コンポートやジャムといった加熱調理でも美味しく味わう事ができます。
あとがき
栃木県を代表する梨として多くの方から親しまれているにっこり。
大きさだけでなく、梨特有の食感も魅力的な品種となっています。
「にっこり」を食べると誰もがこの美味しさにニッコリしてしまうかもしれませんね。
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