秋になるとたくさん出回る「ぶどう」美味しいですよね。
簡単に食べられる小粒のデラウェアから、大粒で皮を剥いて種を出したりと、少し面倒だけど味わい深い巨峰、品種改良されて皮ごと食べられるシャインマスカットのような物まで、多種類が出回り、楽しめますね。
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目次
ぶどうに白い粉みたいなのがついているの知ってる?
あれは果粉で、「ブルーム」といいます。ぶどう自身が分泌する成分で、鮮度を保つ役割があるのです。
ぶどうの保存期間ってどれぐらいなの?
ぶどうは本来常温に戻して食べてこそ、その独特な甘みと香りを楽しむことができます。
常温で保存してもいいの?
答えは、Yesです。ただし、先にお話しした通り、常温においてこそぶどう本来の美味しさを存分に味わえる一方で、保存となると話は別になります。
まず、高温多湿が苦手です。どのフルーツでも同じですが、急激な温度と湿度の変化を嫌います。
具体的には、房ごと新聞紙、又はキッチンペーパーに包み、更にポリ袋に入れて、直射日光の当たらない冷暗所で保存します。夏場だと2日ほど、冬場は3日ほど持ちますよ。
注意としては、ぶどうを包む新聞紙やキッチンペーパーはくしゃくしゃにしておきます。それにより、ぶどうをふんわり包むことができ、傷める心配がありせん。
また、房から落ちた実は既に完熟しており、腐る一歩手前の状態です。一緒に包んでしまうと他の実を早く傷ませる原因となるので、必ず取り除くようにしましょう!
冷蔵保存だとどれぐらい持つの?コツは?
まず一般的な保存方法としては、常温の時と同じ方法で包み、冷蔵庫の野菜室に入れます。それにより、3~5日ほど持ちます。
更に持たせるには、以下の方法がお勧めです!
① 房から外れた実は取り除く。
② 枝を2~3ミリ残した状態で、房から実を切り取る。この時、ブルーが落ちてしまうので、洗わない!
③ 実が重ならないように、また枝で実を傷つけないようしてジップロックやタッパーに平らに並べ入れ、冷蔵庫の野菜室で保存する。
冷凍保存はできるの?長持ちさせるコツはあるの?
もちろん、冷凍保存は可能です。基本的には、冷蔵保存のところで後述した枝を付けてまま、房から切り取って保存する方法と同じです。
冷凍すると、普段の皮ごと食べない品種でも気にならず、美味しくいただけるので、水洗いをしてから保存することをお勧めします。
ぶどうを日持ちさせるコツはズバリ!
冷凍保存です!もちろん、すぐに食べ切れる量なら問題ありませんが、もし、食べ切れないと分かっているなら、早めに冷凍することをお勧めします。
なぜなら他のフルーツと違い、ぶどうは解凍すれば元の状態に戻るからです。べちゃべちゃになりません。
もちろん、半解凍状態ならシャーベットのようにして食べることもできます。ジュースやスムージーにもできますよ!
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こういう状態のぶどうは食べたらNG!
たまに房から落ちている実ってありますよね。あれは完熟している証拠です。
まだ実に張りがあり、カビが生えていなければ、すぐに水洗いをして食べることをお勧めします。保存には向きません。
更に完熟が進み、下記のような状態になったら腐っている証拠ですので、食べないで下さいね!
① 萎びている。
② 表皮が茶色く変色している。
③ グチョグチョと水分が出てきている。
④ 白いカビが生えている。
⑤ 異臭がする。
まとめ
ぶどうの保存期間と日持ちのコツ、また食べてはいけないラインについてお話ししてきました。
参考になったでしょうか?ぶどうは、冷凍しても品質の変わらないフルーツです!
▶ ぶどうの栄養や期待される効能は?でも食べ過ぎると異変がある!
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