丸い形に縦筋の割れ目、ほんのりとピンク色が混じり合った美しい外観にウットリしちゃいますよね。
そんな甘味と酸味のバランスが良くジューシーさが堪能できる桃にだって沢山の種類があるのです。
桃には「あかつき」という種類もあり、生食だけでなくスイーツやスムージーでも高い人気があるのです。
Sponsored Link
あかつきとは?
あかつきは1952年、独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構果樹研究所にて「白桃」と「白鳳」の交配によって誕生した品種で1979年に「あかつき」と品種登録された桃です。
あかつきは全国各地で試験栽培が行われていましたが、どの試験場でも200g以下と小さなサイズにしか栽培できなかったのです。
しかし、栽培方法を試行錯誤して栽培させた福島県ではなんと300gを超えるサイズのあかつきの栽培に成功したのです。
福島県福島市では旧正月14日にあたる2月10~11日に「信夫三山暁まいり(しのぶさんざんあかつきまいり)」という祭事が行われているのです。
約400年前から続く伝統的な祭事という事もあり、福島県を代表する桃になって欲しいとの願いからこの祭事名「あかつき」と名付けられたのです。
あかつきという桃の味の特徴は?
あかつきは1個が250~300gとやや大きめのサイズで、表面全体がピンク色に染まり、桃特有の可愛らしい形をしています。
果肉はクリーム色で糖度が14度程と甘味を堪能できる味わいが魅力的です。果汁もたっぷりで桃好きには堪らない品種となっています。
Sponsored Link
あかつきの旬の時期はどこで主に栽培されているの?
あかつきは福島県が国内生産量の約50%を占めており、長野県や山梨県を始め全国各地で栽培が行われています。
あかつきは人気が高い品種ともなっており、国内で生産されている桃の約20%程があかつきとなっており、国内生産量ベスト3を誇る品種ともなっています。
まとめ
桃本来の甘さとジューシーな果汁が楽しめるあかつき。
Sponsored Link