まだまだライチと言えば、冷凍ものを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか?実は、日本でも生のライチが食べられるようになったのです!味が格段に違います。

とても希少な国産ライチの旬や生産地、流通量について、また輸入ものならば、いつ出回っているか、更に新鮮なライチの見分け方、ちょっと特別な品種の「妃子笑」についてもお話しします。

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国産ライチの旬の時期は6月~7月頃

教師の画像

大変貴重な国産ライチですが、その理由の一つとして、旬の時期が短いということがあります。なんと、6月~7月の1ヶ月しかないのです。

日本で生産している県はどこ?


鹿児島県、宮崎県、沖縄県の3県しか生産されていません。

なぜなら、ライチは中国南部原産で、熱帯、亜熱帯地方で生産されている、耐寒性がなく、霜に弱い作物なのです。

もともと日本での生産には不向きでしたが、農家さんの努力と工夫によりハウス栽培を行うことで、温度調節や害虫対策が可能になり国内で生産ができるようになったのです。

また、日本は味にもこだわり、果樹の背を高くせず、剪定を行い、一つ一つの実に栄養を行き渡らせるようにしました。

そのことにより、輸入ものの数倍の大きさ、ゴルフボールほどの大きさにすることが可能になりました。

もちろん、味も確かです。品質にもこだわりがあり、出荷前に傷がないか一つ一つ確認をします。大変な苦労のもと消費者に届けられているのですね。

輸入のライチがスーパーに並んでいる時期っていつぐらいなの?


もちろん、冷凍ライチは年中スーパーに置かれていますが、生ライチとなると、4月~8月に限定されます。

産地により出荷される時期がずれるので国産ものよりは長く楽しめ、主な生産地の出荷時期は、台湾・中国は5月~7月、アメリカ・カルフォルニアは6月~7月になります。

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新鮮なライチの見分け方ってあるの?

考える女性
ライチの最大の弱点が、日持ちがしないということにあります。理由は果汁がたっぷりで、水分を多く含んでいるからです。

メリットであり、デメリットでもありますね。では、新鮮なライチの見分け方ですが、皮に注目して下さい!

皮が赤く鮮やか。(黒ずんでいるものは鮮度が落ちています。)

皮に張りがあり、裂けていない。(ライチが入っている袋の中を見て、果汁のような水分が出ていないか確認してみて下さいね。)

表皮にあるトゲがするどい。(トゲがなく、表皮が平坦なものは、鮮度が落ちています。)

最後は皮の話ではありませんが、手に取ると甘く熟した香りがする。

以上、4点を確認してみて下さい!

ただし、妃子笑という品種だけは、グリーンライチと呼ばれており、皮が赤くなく、緑色の状態が新鮮な証しですので、ご注意を!他の品種に比べて、酸味が少なく、甘味の強いのが特徴です。

美味しいライチを食べたいなら生ライチ!国産で流通しているの?


先に触れた通り、生ライチには冷凍ライチにない美味しさがあります。

冷凍ライチは皮を剥くと白い実が出てきますが、生ライチは白半透明の実が出てきます。何より果汁がたっぷりで、そのジューシーさがたまりません。

食感はゼリーのようにぷるっとしており、甘い芳醇な香りがします。冷凍ライチにはない味、食感と香りが、楽しめます!ぜひ、お勧めです。

もちろん、極々希少ではありますが、国産のライチも流通しています。

国内で流通しているライチの99パーセントは輸入もので、国産はわずか1パーセントに過ぎません。

更に、冷蔵庫で保管しても数日しか持ちません。より美味しいライチを求めるなら、スーパーに出回るのを待つより現地で買い求めるか、またはインターネット等で注文し直送してもらうのがベストです。

ライチ人気が急上昇してる?

ポイント
ライチを食べに、台湾ツアーが組まれるほど人気の果物なりつつある果物で、国産のものと違って台湾では屋外の果樹なっている実を摘み取り売られています。

枝付きで売られているものもあるくらいで、国産のものに比べて実は小ぶりです。また、価格も安いのですが、当たり外れがあります。買う前に味見をすることをお勧めします。

まとめ

主に国産の生ライチについて、旬の時期や生産地、その苦労、輸入ものとの違いついてお話ししてきました。

ぜひ、新鮮なライチの見分け方を参考に希少な国産の生ライチを味わってみてはいかがでしょうか。お試しあれ!

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