皆さんライチ(茘枝)は好きですか?ライチ(茘枝)は世界三大美人の一人である「楊貴妃」が好んで食べていたと言われる果物です。

なぜ絶世の美女「楊貴妃」がライチ(茘枝)を好んで食べたのか、理由を調べてみたいと思います。

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目次

ライチの栄養と期待できる効能は?

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ライチ(茘枝)の栄養成分を調べてみたら、美容に効果のある栄養成分を豊富に含んでいる事が分かりました。絶世の美女「楊貴妃」がライチ(茘枝)を好んで食べるのも納得の結果をご紹介します。

葉酸

ライチには「葉酸」が100gあたりに100μg含まれています。水溶性ビタミンの一種である「葉酸」は血液を作り出す効果があると言われていて“妊娠中”の女性には欠かせない栄養素と言われています。

そんな「葉酸」は一日当たりどの程度摂取した方が良いのでしょうか?

妊娠中の方: 480μg

授乳中の方: 340μg

一般成人の方:240μg

一般成人の方は、通常の食生活で「葉酸」の必要量は摂取できると言われています。

もし妊娠中の方が480μgの「葉酸」を摂取しようとしたらデザートに「ライチ(茘枝)」を3粒食べる事で達成できてしまいます!!

妊娠中は悪阻等で何時も通りの食生活は出来ない事も多いと思いますが、爽やかで喉越しの良い「ライチ(茘枝)」なら食べる事が出来るかもしれませんね。

ビタミンC

「ビタミンC」は抗酸化作用や皮膚・粘膜の健康維持に重要な栄養素です。「ライチ(茘枝)」100gあたり36mg入っています。

こちらも成人の一日当たりの推奨摂取量が100mgなので、「ライチ(茘枝)」を3粒食べる事で達成できてしまいます!

カリウム

「ライチ(茘枝)」にはカリウムも豊富に入っています!ナトリウムと相互作用して体内の水分維持に重要な役割を持つカリウムが「ライチ(茘枝)」100gあたり170mg入っています。

一日当たり成人男性は3000mg、成人女性は2600mg必要と言われています。

ポリフェノールの一種「ロイコシアニジン」

聞きなれないかもしれませんがロイコシアニジンはポリフェノールの一種で、メラニンの物になる酵素「シロチナーゼ」の増加を抑制する効果が期待できるのでシミ・くすみを予防できると言われています。

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ライチって食べすぎると体に良くないって本当?

栄養素が豊富な「ライチ(茘枝)」ですが、食べ過ぎると悪い効果が出る可能性もあります。

太る?

ジューシーで爽やかな甘さが人気の「ライチ(茘枝)」には糖分も多く含まれていて、大量に「ライチ(茘枝)」を食べると太る可能性が有ります。

「ライチ(茘枝)」一つ当たりのカロリーは高くは有りませんが、喉越しの良さから沢山食べてしまいがちなので注意が必要です。

ライチ病?

「ライチ(茘枝)」を大量に食べると「のぼせや、吹き出物、怒りっぽくなる」といった症状が出る可能性が有ります。

この症状は“ライチ病”とも呼ばれています。

「ライチ(茘枝)」は暑い地方減殺の果物には珍しく体を温める効果のある「陽性」の果物で、“ライチ病”の症状は「陽性」の食べ物を多く摂取した時に出る症状と同じです。

“ライチ病”を防ぐためには「ライチ(茘枝)」を一度に大量に食べるのは避けましょう。

食べ過ぎると死ぬって本当?

「ライチ(茘枝)」に「食べ過ぎると死んでしまう」という説が有るので調べてみると、「熟しきっていない「ライチ(茘枝)」に多く含まれるヒポグリシン(その他類似物)」が原因で有る事が分かりました。

ヒポグリシン(その他類似物)による低血糖が原因で、、この症状は栄養状態が良い人間であればあまり心配は無いのですが、栄養状態の悪い小さな子供であれば最悪は死に至る結果になるようです。

いくら栄養状態が良好でも「ライチ(茘枝)」はしっかりと熟された物を食べるように気を付けましょう。

ライチは1日どれくらい食べるのが適量なの?

ポイント
「ライチ(茘枝)」の適量ですが、果物の奨励摂取量から考えると成人で一日10個程度、子どもは半分の5個程度と言われています。

漢方の考え方だと成人で一日7個まで、子どもで4個までと言われています。

まとめ

爽やかな甘さと風味で人気の「ライチ(茘枝)」の栄養素と食べ過ぎによる注意点をご紹介しました。

どんなに効果のある栄養素でも、過剰に取りすぎると危険な症状が出る事が有ります。注意点に気を付けながら、絶世の美女「楊貴妃」が好んだライチを美味しく召し上がって下さいね。

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