毎日の朝食には「パン」なんて方も多くいらっしゃいますよね。
パンを食べる時にはさまざまなクリームやジャムを塗られる方が多くいらっしゃいますが、一番人気とも言えるのがやはり「いちごジャム」。
甘みの中にも、ほんのりとしたいちごの酸味が感じられ、マーガリンとの相性も抜群ですよね。
さて、いちごジャムの原料と言えば「いちご」ですが、ジャムとして加工されると栄養が少なると言われています。
Sponsored Link
目次
生のいちごといちごジャムの栄養を比較してみた
「生のいちご」と「いちごジャム」の栄養が違うのか気に掛かりますよね。
そこで、生のいちごといちごジャムの栄養を比較してみましょう。
【カロリー】
生のいちご→100gあたり33cal
いちごジャム→100gあたり255cal
【カリウム】
生のいちご→100gあたり170㎎
いちごジャム→100gあたり67㎎
【カルシウム】
生のいちご→100gあたり17㎎
いちごジャム→100gあたり9㎎
【ビタミンC】
生のいちご→100gあたり62㎎
いちごジャム→100gあたり10㎎
【タンパク質】
生のいちご→100gあたり0.9g
いちごジャム→100gあたり0.5g
【マグネシウム】
生のいちご→100gあたり13mg
何で普通のいちごに比べていちごジャムはビタミンCが少ないの?
いちごには多くの栄養成分が含まれていますが、注目したい成分は「ビタミンC」ですよね。
ビタミンCは免疫力アップや美肌効果が期待できる成分として、女性の誰もが接種したい栄養成分です。
しかし、生のいちごといちごジャムを比較すると、圧倒的に「ビタミンC」の量がいちごジャムに加工されると激減している事が解ります。
どうして、いちごジャムにする事でビタミンCが少なくなってしまうのか疑問を感じてしまいますよね。
それはジャムとして加工される工程が大きな原因となります。
いちごに限らずジャムは果実と糖類を煮詰める事で作られる食品です。
この【煮詰める】という工程がビタミンC量に大きく関係するのです。
ビタミンCは熱や水に弱い性質があります。
特にジャムは高温で長時間煮詰めて作られています。
Sponsored Link
いちごジャムにすることで新たに得られる栄養素もある?
いちごジャムにするとビタミンCの量は激減してしまいます。
しかし、いちごジャムにする事で得られる栄養素もあるのです。
それが【メラノイジン】です。
これはジャムを作る工程で作られる栄養成分で生のいちごで期待できるよりもはるかに強い抗酸化作用を得る事ができます。
結局いちごジャムは栄養は少ないの?私の意見はこうです!
いちごジャムにするとビタミンCは激減するが、ジャムでしか得られない栄養素もある。
そうなると「いちごジャムは栄養は少ないの?」と感じてしまう方もいらっしゃいますよね。
私は「いちごジャムだからと言って栄養が少ない訳ではない」と考えます。
いちごジャムにすると、ビタミンC量は激減してしまいますが、メラノイジンという栄養成分を新たに作り出す事ができます。
さらに、いちごジャムは糖分が多く含まれており、エネルギーへと変化します。
私たちの生活において、エネルギー源は車で例えるとガソリンとなり、エネルギー不足は勉強も仕事も集中できない状態になってしまいます。
あとがき
いちごジャムは生のいちごよりもビタミンC量がすくなくなってしまいます。
しかし、いちごジャムにする事で、ジャムでしか摂取できない成分を作り出す事もできます。
Sponsored Link