秋の味覚の一つでもある柿。
甘味とジューシな味わいを楽しめるとして、柿の出回りを待ち遠しくしている方も多くいらっしゃいますよね。
そんな柿にもあらゆる品種がありますが「輝太郎柿」という品種をご存知でしょうか。
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輝太郎柿とは?
輝太郎柿は1994年に鳥取県園芸試験場河原試験地において、「宗田早生」と「甘秋」の交配によって誕生した鳥取県のオリジナル品種です。
輝太郎柿の味の特徴は?糖度はどれぐらいなの?
輝太郎柿は1個の重量が約300gある大きめのサイズとなっています。
一般的に柿は250gあれば大きいサイズと言われていますが、輝太郎柿はそれ以上の大きさを誇っています。
平均的ない大きさは約300gとなっていますが、500g程になる輝太郎柿もあり、食べ応えのある品種と言えます。
外皮は鮮やかな橙色で果肉はオレンジ色。
輝太郎柿の魅力は単に大きいという事だけではないのです。
輝太郎柿は糖度が17度にもなる甘味が強い品種です。
柿の代表格とも言える富有柿でも糖度は14~15度程となっており、輝太郎柿の糖度の高さはとても魅力的ですね。
形は角が無く、ふっくらと丸みを帯びています。
輝太郎柿は種アリ品種となっており、小さい種が数個入っていますが、種無し品種も流通されています。
そして輝太郎柿はややお高い価格の品種ともなっています。
大きめのサイズとなっている輝太郎柿ではなんと1個500円もの価値が付く事もあります。
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輝太郎柿の旬(食べごろ)と主に生産している県は?
輝太郎柿は鳥取県のオリジナルブランドとなっており、鳥取県内での栽培となっています。
主に米子市や南部町、八頭町が産地となっていますが、鳥取県においては生産拡大と高品質化を進める為、「輝太郎」特別対策事業も設置されており、今後鳥取県内のカウチで栽培が行われる事が予測されます。
輝太郎柿は9月下旬~10月中旬が収穫時期となっている事で、収穫時期の短さや収穫量が少ない為、希少価値が高い品種となっています。
その他
鳥取県では西条」「富有」「花御所」という品種が主力となっていますが、輝太郎柿はどの品種よりも先駆けて出回る事で鳥取県の柿のトップバッターとして多くの方から親しまれています。
輝太郎の果肉の真ん中には目玉のような黒い部分が観かける事があります。
これは「タンニン」と呼ばれるポリフェノールの一種なのです。
あとがき
大粒で甘味が魅力となる輝太郎。
希少価値も高く、高級品として扱われる事もあります。
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