甘味と柔らかな果肉が魅力ともなっている柿。

秋になると橙色の美しい色合いが店頭の多くで観かける事が出来ますよね。

そんな柿にも多くの品種がありますが「花御所柿」という品種をご存知でしょうか。

花御所柿という品種についてご紹介します。

花御所柿とは?

教師
花御所柿は1781年~89年頃に鳥取県の野田五郎助という人が奈良県から持ち帰った「御所柿」の枝を接ぎ木して育てた事で誕生した品種とされています。

誕生した当時は生育者の名前から「五郎助柿」と呼ばれていましたが、明治時代に生産地である八頭町花の「花」と「御所柿」を合わせ「花御所柿」と改め、以降は花御所柿として広まっていきました。

花御所柿の味の特徴は?糖度はどれぐらいなの?


花御所柿は1個の重量が200~250gと食べやすい大きさとなっています。

濃厚な橙色の外皮と鮮やかな橙色の果肉が魅力的です。

ヘタの部分が少し窪みふっくらとした丸みを帯びています。

その為、縦半分をカットするとハート型のような形が可愛らしい品種です。

そして花御所柿の大きな魅力ともなっているのが糖度の高さです。

一般的な柿は糖度が15度程となっていますが、花御所柿の糖度はなんと20度を超える事もあります。

果肉はびっしりと詰まっていますが、とろけるような食感が堪らない品種です。

数多ある品種の中でも、甘味を存分に楽しめる品種とも言えます。

ただ渋みが抜けるのが遅く、実が赤く完熟した頃でも渋みが残っている場合もあります。

種も1~3個程含まれている品種です。

花御所柿の旬(食べごろ)と主に生産している県は?

ポイント
花御所柿は鳥取県因幡地方のみで栽培が行われています。

因幡地方の郡家町というエリアが約90%の生産地となっていますが、その中のごく一部のエリアのみでしか高い品質の花御所柿が栽培されないのです。

そんな花御所柿は11月中旬~1月上旬頃が収穫時期の晩生種となっています。

最も糖度が高く、トロりとした果肉の花御所柿を堪能するなら12月頃がおススメとなります。

花御所柿は屋千疋で販売している?


非常に高い糖度を誇り柿好きには堪らない花御所柿ですが、千疋屋でも販売されています。

2015年11月には京橋千疋屋にて当時の地方創生大臣石破茂氏と平井伸治鳥取県知事により花御所柿のトップセールスが行われているのです。

花御所柿は高級品として紹介され、1個の価格がなんと1200円にて販売されたのです。

試食販売も行われた事でその甘さの強さから多くの方が花御所柿の魅力を知り、購入されていったのです。

多くのメディアも集まった事で花御所柿の知名度と人気度は急上昇した程です。

このトップセールス効果は抜群で、千疋屋において花御所は贈答用としても高く重宝されているのです。

あとがき

渋みが抜け難い品種ながら甘味が凝縮されている花御所柿。

ごく一部のエリアでしか最高品質の物が出来ない不思議な柿ですが、高級品として多くの方から人気を博しています。

手軽に自宅用で購入する事は難しいですが、贈答として頂いたら柿の中でもトップクラスと言われる美味しさを堪能してみてください。

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