りんごは甘酸っぱさとシャキシャキ感、そして芳醇な香りがとても魅力的ですよね。
そんなりんごにも多くの品種があり、異なる味わいを楽しむ事が出来ます。
そんなりんごの品種の中には秋映という品種もあり、人気を博しています。
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秋映というりんごの品種について
秋映は1981年に長野県の小田切氏によって「千秋」と「つがる」の交配により誕生した品種です。
1993年に品種登録されていますが、この時の名前は「高秋」でした。
長野県は多くの品種が栽培されており人気の品種ばかりとなっていますが、秋映は「りんご三兄弟」の一つとして長野県を代表する品種となっています。
秋映は赤というよりもやや紫色に近い外皮となっている事で、より外皮が濃厚なものが完熟状態となっており、甘味を堪能する事が出来ます。
秋映というりんごの味や形など食べた時に感じる特徴は?
秋映は1個の重量が300~350g程となっており、比較的大きめのサイズです。
甘味と酸味のバランスが整っており、りんごの甘酸っぱさを堪能する事が出来ます。
果肉は程良い硬さがあり、シャキシャキとした食感も魅力となっています。
また果汁もたっぷりとつまっていながら香りも強く、「りんごを食べている感」が十分に味わう事が出来ます。
そして秋映えと言えば外皮の色合いが大きな特徴とも言えます。
深紅のような濃厚な色合いで、収穫時期や栽培地によって色合いが少し異なりますが、寒冷地で栽培されるとより色合いが黒っぽくなっていく傾向があります。
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秋映はどこが主な生産地?旬の時期は?
秋映は長野県で誕生した品種となっており、国内生産量の約90%が長野県となっています。
長野県の他では山形県や群馬県といったエリアで栽培されています。
そんな秋映は9月下旬~11月下旬頃まで収獲されており、最も美味しい時期は10月頃となっています。
甘味と酸味が調和され、食感も香りも存分に堪能したいという方にこの時期の秋映えがおススメとなります。
秋映はそのままでも十分美味しいのですが、果肉がしっかりとしている事や香りが豊な事で加熱するとまた一味違う秋映を楽しむ事が出来ます。
アップルパイやコンポート、ジャムにもピッタリな品種です。
あとがき
外皮の候交差がとても魅力的な秋映。
見た目だけでなく味わいも素晴らしい品種となっています。
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