りんご
甘酸っぱさとシャキシャキとした食感、そして爽やかな香りが魅力とも言えるりんご。

そのままでも美味しいのですが、お菓子や料理の材料としても人気のフルーツですよね。

そんなりんごには多くの品種がありますが「シナノゴールド」という品種をご存知でしょうか。

シナノゴールドという品種のりんごについてご紹介します。

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シナノゴールドというりんごの品種について

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シナノゴールドは1983年に長野県果樹試験場において「ゴールデンデリシャス」と「千秋」の交配によって誕生した品種です。

長野県では数多くの品種が栽培されていますが、シナノゴールドは「りんご三兄弟」の一つとして大人気となっており、1999年に品種登録されています。

シナノゴールドはその美しい色合いが魅力ともなっており、全国各地で親しまれている品種ですが2011年にはイタリアの「SKズードチロル」という団体と生産・販売に関する許諾契約が結ばれ、ヨーロッパにおいてもその知名度や人気が知られるようになった品種です。

日本においては数多くの品種が流通されている事でシナノゴールドはあまり見かける事は無い品種と思われます。

シナノゴールドはりんごの生産量の約1.6程となっており、日本で流通しているりんごの6番目の流通量となっています。

シナノゴールドというりんごの味や形など食べた時に感じる特徴は?

りんご
シナノゴールドは1個350g程の重量がある大きめの品種となっています。

また糖度が14~15度程あり、非常に甘味を楽しむ事が出来ます。

酸味もしっかりとあるので、しつこさが全く無く後味スッキリの品種です。

そしてシナノゴールドは名前にも「ゴールド」と付いているように黄金に輝くような美しい外観が特徴的となっています。

シナノゴールドはより完熟状態になると外皮の色合いの黄色が強くなるので、真っ黄色のシナノゴールドをチョイスするとより甘味が強い果肉を楽しむ事が出来ます。

また果汁もたっぷりと含まれており、リンゴの甘酸っぱさを存分に楽しむ事が出来ます。

シナノゴールドは果肉は硬めの品種となっている事で、生食だけでなくアップルパイやコンポートといったお菓子にも最適な品種となっています。

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シナノゴールドはどこが主な生産地?旬の時期は?

ポイント
シナノゴールドは長野県で誕生した品種となっていますが、青森県が国内生産量のトップとなっています。

青森県の区内生産量は約40%程となっており次いで長野県が約35%、そして岩手県とあらゆるエリアにて栽培が行われています。

そんなシナノゴールドは10月頃から収穫が始まり、2月頃まで収獲が行われます。

保存性が高い事で長期間に渡り流通させることが出来る品種となっています。

特に美味しいシナノゴールドを味わうのなら収穫直後となる10~12月頃となっています。

あとがき

黄金の光を放つような外観を持っているシナノゴールド。

その美しさは日本だけでなく、ヨーロッパにおいても高く評価されています。

見た目においても味においてもトップクラスのりんごとなっています。

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